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韓国、この夏の電力需要過去最高の見通し

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

25日、韓国中部発電ソウル発電本部で関係者らがリアルタイムで電力現況をモニタリングしている。[写真 聯合ニュース]

韓国でこの夏の最大の電力需要が過去最高を上回る可能性があるとの見通しが出てきた。韓国政府は電力供給能力を昨年より200万キロワット増やし、非常予備資源も確保して需給管理に出ることにした。

気候エネルギー環境部が25日に発表した「夏の電力需給見通しと対策」によると、この夏の最大電力需要は8月第3週に9410万~9880万キロワットまで増えるものと予想された。これは2024年8月20日に記録した過去最大の電力需要9710万キロワットを上回る水準だ。


気候エネルギー部のムン・ヤンテク電力産業政策官は23日の会見で、「猛暑が長期続く中で台風接近などによりくもりの日が増える場合、太陽光発電が減り最大電力需要が9880万キロワットまで上がるとみている」と話した。ムン政策官は「韓半島(朝鮮半島)に雲が厚く押し寄せて太陽光を生産する南部地域を中心に発電が減り、中部圏は高温多湿な気候で電力需要が高く維持される時にピークが予想される」と説明した。


韓国政府は今年の電力供給能力を前年より200万キロワット多い1億700万キロワットで備えた。最大電力需要が9880万キロワットまで上がっても予備電力は820万キロワットを維持できる水準だ。予備電力は非常状況に備えるために確保しておく余裕電力を意味する。供給能力が増えるには亀尾(クミ)と陰城(ウムソン)などに建てられた新規液化天然ガス(LNG)発電所と増加する太陽光設備が影響を与えた。予備電力まで不足する場合に備えた追加予備資源も最大880万キロワット準備されているというのが政府の説明だ。追加予備資源は大型需要先の電力使用を減らし電圧を低くする方式などで確保した。

夏の電気料金負担を緩和する対策も並行する。政府は7~8月の2カ月間に家庭用電気料金累進制区間を緩和する。1キロワット時当たり料金が120ウォンである累進区間1段階は現在の0~200キロワット時から0~300キロワット時以下に拡大する。キロワット時当たり214.6ウォンが課される2段階は200~400キロワット時から300~450キロワット時とする。社会的弱者に対しては7~9月に電気料金未納があっても電気供給を制限しないことにした。

政府はまた、29日から9月18日までを電力需給対策期間と定め非常対応体系を維持する。最大需要発生の可能性が高い7月6日~8月28日の8週間は電力関連機関とともに非常対応班を設けて需給状況をリアルタイムで監視し対応することにした。



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