10日、仁川市延寿区松島洞(インチョンシ・ヨンスグ・ソンドドン)の南部圏広域生活資源センターで、人の足とみられる物体が見つかった。聯合ニュース
さらに「結局、医療スタッフは手術室ではなく病室で、麻酔も行わず、家族が見守る中で壊死した足を切断した」とし、「医療スタッフの説明によると、患部は長期間血流が途絶えて神経が損傷していたため、患者は痛みを感じなかったという。また、膝の部分はすでにほとんど分離した状態で、残っていた軟部組織だけをはさみで切断したとされる」と説明した。
◇「医療廃棄物処理の過失は問うべきだが、医療スタッフの努力も考慮すべき」
ヤン科長は「もちろん教科書通りの治療ではない。しかし、当時医療スタッフが直面していた状況も教科書通りではなかった」とし、今回の事件については医療法や医療廃棄物処理に関する法的責任だけでなく、重症高齢患者を取り巻く医療の現実についても併せて考える必要があると主張した。
あわせて「今回の事件で療養病院が事実上の廃業に当たる営業停止処分を受ければ、今後はどの療養病院や医師も足が壊死していく患者を簡単には受け入れなくなるだろう」とし、「仮に入院を受け入れても、危険を承知で積極的に処置するより、できるだけ手を付けないという判断をする可能性が高い」と述べた。
続けて「今回の仁川療養病院足切断事件も決して完璧な医療の話ではない。法的にも行政的にも問題となり得る点は確かにある」としながらも、「少なくとも私には、医療スタッフは患者を見捨てるのではなく、何とか問題を解決しようと努力したように見えた」と話した。
その上で「医療廃棄物処理の過失については責任を問う一方、医療スタッフの善意と患者を治療しようとした努力も併せて考慮する形で事件が締めくくられることを願う」とし、「そうしてこそ今後も医師たちが危険な状態にさらされている重症患者を見放すことなく、最善を尽くせるようになる」と付け加えた。
「はさみで足を切断」療養病院めぐる論争…韓国の現役医師「信じ難かったが複雑な事情があった」(1)
この記事を読んで…