「2026バイオUSA」が開かれた米サンディエゴ・コンベンションセンター周辺の街灯にサムスンバイオロジックスの垂れ幕が掲げられている。キム・ギョンミ記者
この日から4日間にわたり開かれる「2026バイオ・インターナショナル・コンベンション(バイオUSA)」はこのように「韓国バイオ」の熱気であふれていた。米バイオ協会が主管するバイオUSAは70カ国余りから企業、機関、投資関係者2万人が訪れる世界最大の製薬・バイオ見本市だ。今年の韓国の参加企業・機関は約350カ所で、米国に次いで2番目に多かった。
米トランプ政権がバイオセキュア法、包括的海外投資国安全保障法など各種規制を前面に出し中国バイオ産業に対する牽制水準を高める間に韓国企業の世界攻略速度はさらに速くなっている。実際にサムスンバイオロジックス、セルトリオン、SKバイオファーム、ロッテバイオロジックスは今回の行事期間中に大手製薬会社や投資家らとの商談予約件数が500件に迫っている。
世界最大水準の委託開発生産(CDMO)生産能力84万5000リットルを持つサムスンバイオロジックスは韓国企業で唯一14年連続単独展示館を設けた。
今年初めに米メリーランド州ロックビルに新規生産基地を確保したサムスンバイオロジックスは、委託研究・開発・生産(CRDMO)などバイオ医薬品生産工程全体を網羅するサービス競争力を強調した。ジェームズ・チェ副社長は「今回の行事を控え海外企業の事前予約商談だけで90件以上。現場受付もずっと続いている」と伝えた。
セルトリオン、SKバイオファーム、ロッテバイオロジクス、東亜ソシオグループなどは今年新設された「デジタルヘルス・人工知能(AI)」ブロックに展示館を構えた。
SKバイオファームは生成AI基盤の新薬開発企業インシリコメディシンと中枢神経系疾患治療剤の共同研究を始めたと明らかにした。イ・ドンフン社長は「今回の協力を通じて独自AI研究開発能力も強化する予定。SKハイニックスがAI革新の先頭にいるだけに(新薬開発に)助けを受けることができ、今後エヌビディアとの協力も検討できるだろう」と話した。
セルトリオンはバイオ医薬品複製薬(バイオ後続品)だけでなくAI基盤新薬開発と抗体薬品接合体(ADC)など次世代技術能力を重点的にアピールした。セルトリオン関係者は「行事期間に事前予約を含め約150件の商談を進める予定」と話した。
ロッテバイオロジックスは米シラキュース工場と下半期の試運転を控えた松島(ソンド)工場の競争力を前面に出した。ジェームズ・パク代表は「今年の行事で韓国企業の躍進が目立つ。世界的CDMO顧客確保に拍車をかけたい」と話した。
中小企業やスタートアップも韓国バイオ協会と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が運営する韓国館と韓国保健産業振興院(KHIDI)展示館、韓国貿易協会・五松(オソン)先端医療産業振興財団忠清北道(チュンチョンブクド)共同館などを通して能力を誇示した。
韓国バイオ協会のイ・スンギュ副会長は「米中対立によるバイオ供給網再編速度が速まっている。韓国の生態系好循環を通じ世界市場にさらに多くの韓国バイオ企業が進出するよう望む」と話した。
一方、バイオUSA展示場の中心部を占めた中国館の規模は今年明確に縮小した。常連参加企業だったCDMO企業の無錫バイオロジックスは姿を消した。
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