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サム・アルトマン氏を扱った風刺映画、配給から手を引いたアマゾン(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

オープンAI(OpenAI)のサム・アルトマンCEOが今年6月17日、フランスで開かれたG7サミットに出席している。ロイター=聯合ニュース

グァダニーノ監督側はアマゾン撤退後、業界向け試写会を通じて新たな配給会社を探してきたが、すでにAI企業との緊密な関係に入っているハリウッドでは適任者を見つけるのが容易ではない状況だ。

有力な代替候補として取り沙汰されていた出資・配給会社A24も、『Artificial』の配給を断った。『ミナリ』『BEEF/ビーフ』『Backrooms』など独創的な作風とテーマ性を持つ映画・シリーズで興行・批評の両面で成功を収めてきたA24は、イバンカ・トランプ氏の夫ジャレッド・クシュナー氏の弟ジョシュア氏が率いる米ベンチャーキャピタル、スライブ・キャピタルの支援を受けている。スライブ・キャピタルはオープンAIの主要支援企業の一つだ。


A24はまた、グーグル(Google)から7500万ドル規模の大型投資も受けている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は22日、グーグルが映画スタジオの株を取得するのは今回が初めてだとし、親会社アルファベット(Alphabet)傘下のディープマインド(DeepMind)AI部門とA24がAI研究パートナーシップを締結したと報じた。


今回の契約により、グーグル・ディープマインドはA24所属のアーティストと協力し、創作過程にAIを導入することになる。ただし、グーグルはA24の映画・テレビライブラリーなどのデータにはアクセスできないとの内容も盛り込まれた。これまでハリウッドのクリエーターの間では、AI企業がハリウッドへの投資を通じて豊富な既存映像コンテンツをAI学習に利用し、将来的にAI活用型エンターテインメント市場で優位に立とうとしているとの疑念が提起されてきたが、こうした懸念を払拭するための条項とみられる。

現在、ディープマインドのA24研究チームは、ストーリーボード(映画の絵コンテ)を生成するAIアプリを開発中とされている。

WSJは、AIがコンテンツ業界に浸透してきた一方で、これまでハリウッド主流派は公式にはほとんどAIを活用してこなかったとし、A24とグーグルの提携が今後大きな波紋を呼ぶ可能性があると予測した。

ハリウッドと巨大テック企業との関係が一層強固になる中、第2の『Artificial』騒動が発生する可能性も否定できないとの見方が出ている。

一方、バラエティの現地関係者によると、フォーカス・フィーチャーズ、ワーナー・ブラザース、ネットフリックス(Netflix)も『Artificial』から手を引いた。ただし、グァダニーノ監督の『サスペリア』を英国で上映した芸術映画専門プラットフォームのMUBIや、『パラサイト 半地下の家族』『Hope』の北米配給会社として知られるNEONが、この作品の配給権を取得する可能性も取り沙汰されている。


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