21日(現地時間)、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がエルサレムのヘルツル山にある軍墓地で開かれたイスラエル戦没兵士追悼の日(ヨム・ハジカロン)の記念式典で演説している。AFP=聯合ニュース
こうした中、ネタニヤフ首相はこの日、エンテベ人質救出作戦で戦死した実兄ヨニ・ネタニヤフの50周忌追悼行事で、「イランの核兵器保有阻止と、代理勢力であるヒズボラへの軍事的圧力維持についてはいかなる妥協もない」との立場を示した。
ネタニヤフ首相は「兄が戦死して以降、私はこの神聖な任務に人生を捧げてきた」とし、「(軍事作戦は)イランの悪意的な政権がもたらす差し迫った絶滅の脅威を除去するためのもの」と主張した。そして「国民をヒズボラの攻撃から守るために、必要な期間、レバノン南部の保安区域(緩衝地帯)に引き続き駐留する」と強調した。
トランプ大統領は協議開始直前の20日、SNSで「ネタニヤフの揺らぐ再選の可能性、トランプがカードを握っている」と題した記事を共有し、ネタニヤフ首相を牽制(けんせい)した。該当の記事には、トランプ大統領がイスラエルメディアとのインタビューで「(イスラエル選挙に)誰が出馬するのか見守る必要がある。私はビビ(ネタニヤフ首相の愛称)と良好な関係を維持しているが、彼はもっと理性的になる必要がある」と語った内容が紹介されていた。
トランプ大統領は今月初め、ネタニヤフ首相との電話会談で「いったい何をしているんだ」「正気ではない」「感謝というものを知らない」などと激しく叱責したと伝えられている。また、汚職容疑で裁判を受けているネタニヤフ首相に対し、「私がいなければ刑務所に入っていただろう」と非難したともされる。
それにもかかわらず、イスラエルは米国とイランが終戦了解覚書(MOU)に署名した後もレバノンに対する空爆を続けている。イランは20日、これを理由にMOUの核心事項であるホルムズ海峡開放を全面的に取り消すと発表したのに続き、この日の初回協議も80分で停止させることで米国を圧迫している。
「核協議」も始められず…トランプ氏の威嚇にイラン側が交渉の席を離れる(1)
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