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「核協議」も始められず…トランプ氏の威嚇にイラン側が交渉の席を離れる(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドナルド・トランプ米大統領が19日(現地時間)、メリーランド州アンドルーズ統合基地で新たに指定された大統領専用機「エアフォースワン」を視察した後、演説している。AP=聯合ニュース

米国とイランの21日(現地時間)の対面協議が、わずか8時間で中断する事態に陥った。イランメディアは、自国の交渉団がドナルド・トランプ米大統領の威嚇に反発して交渉の席を離れたと報じた。米メディアも協議が膠着状態に陥ったことを認めつつ、協議再開に向けた意思疎通が続いていると伝えた。

イスラエルとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラとの交戦が協議進行を妨げる変数として浮上する中、ベンヤミン・ネタニヤフ首相はヒズボラへの軍事的圧力維持について、いかなる妥協もないとの立場を示した。


◇交渉の席を離脱…「レバノン終戦なければ対話不可能」


ロイター通信によると、イランのタスニム通信はこの日、消息筋の話として「レバノンにおける戦争が終結しなければ、他の議題に関する協議は進まない」として、自国交渉団が交渉の席を離れたと報じた。

イラン国営IRNA通信も、仲介国であるパキスタンとカタールが加わった4者協議が80分で中断に入り、イラン代表団が突然交渉の席を離れたことで、協議が重大な難関に直面したと伝えた。

イラン交渉団長を務めるモハマド・バーゲル・ガリバフ国会議長は、「自分たちの威嚇が少しでも効果を発揮していたなら、今日のような絶望的な状況には至らなかったと思わないのか」と問い返し、「われわれは米国の威嚇を決して深刻に受け止めていない」と一蹴した。

さらに「米国は発言に慎重であるべきだ」とし、「われわれの軍は別の方法で対応する準備ができており、彼らが何を言おうと揺らぐことはない」と強く警告した。

これに先立ち、トランプ大統領はこの日午前、SNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて、イランがヒズボラを抑えなければイランに対して大規模空爆を加えると威嚇していた。

◇「水面下の対話」は継続か…「協議は進行中」

CNNも協議が難航していると報じた。ただし、CNNは「協議当事者を交渉のテーブルに戻すための非公式協議が続いている」として、協議がまだ完全に終わったわけではないと伝えた。

米オンラインメディア「アクシオス(Axios)」のバラク・ラビッド記者も、X(旧ツイッター)への投稿で「協議に参加している外交官によると、イラン交渉団は離脱しておらず、米国とイランの協議は続いているという」と伝えた。

米国とイランは終戦了解覚書(MOU)締結に基づき、この日、スイスのルツェルン湖近くのビュルゲンシュトック・リゾートで後続協議に入った。60日間の後続協議期間中、イランの核放棄案やホルムズ海峡の無料開放継続の可否などが話し合われる予定だ。

ただ、初回協議では協議が80分で中断されたため、双方は核心争点である核問題に関する協議は始められなかったと伝えられている。

イラン国営IRIB放送は、「今回の協議はレバノン問題を最優先課題とし、イスラマバード了解覚書(Islamabad understanding)第13項の履行案を協議することに集中した」とし、核プログラム関連の協議を開始できないまま中断されたと伝えた。さらに「4者協議が再開されるのか、それともこのまま中断されるのかは不透明」と付け加えた。


「核協議」も始められず…トランプ氏の威嚇にイラン側が交渉の席を離れる(2)

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