ドナルド・トランプ米大統領が2025年12月29日、フロリダ州パームビーチのマールアラーゴ・リゾートでベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談後、記者会見で握手している。ロイター=聯合ニュース
トランプ大統領はこの日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「イランは直ちに、自らが莫大な資金を支援しているレバノンの代理勢力(ヒズボラ)が問題を起こさないようにしなければならない」と投稿した。続けて「そうでなければ、われわれは先週のように再びイランに非常に強力な打撃を加えることになり、その打撃はさらに強まるだろう」と強調した。
トランプ大統領のこの発言は、イスラエルとレバノン国内のヒズボラとの継続的な交戦が、イランとの後続協議に悪影響を及ぼしかねないとの判断によるものとみられる。イランは今回のスイス会談で、イスラエルによるレバノン攻撃の中止を核心議題とする考えを明らかにしている。
これに先立ち、トランプ大統領はレバノン空爆を継続しているベンヤミン・ネタニヤフ首相に対しても警告メッセージを発していた。トランプ大統領は前日(20日)、SNSで米オンラインメディア「Just The News」の記事を共有した。「ネタニヤフの揺らぐ再選の可能性、トランプがカードを握っている」と題した記事だった。
記事には、トランプ大統領がイスラエルメディアとのインタビューで「(イスラエル総選挙に)誰が出馬するのか見守る必要がある。私はビビ(ネタニヤフ首相の愛称)と良好な関係を維持しているが、彼はもっと理性的になる必要がある」と述べた内容が紹介された。トランプ大統領はネタニヤフ首相を支持する可能性が最も高いとしながらも、対立候補であるナフタリ・ベネット元首相やガディ・アイゼンコット議員にも言及した。レバノン空爆を中止しなければ、10月の総選挙でネタニヤフ首相の政権延長にブレーキをかける可能性があるとの警告だ。
それにもかかわらず、イスラエルはレバノン国内での軍事作戦を中断しないとの立場を崩していない。イスラエル・カッツ国防相は21日の声明で、「レバノン内の脅威を除去するためのイスラエル軍の作戦遂行にはいかなる制限もない」とし、「イスラエル軍はレバノン安全地帯から決して撤収しない」と強調した。
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