2026北中米W杯1次リーグA組第2戦の韓国-メキシコ戦が行われた19日、ソウル光化門広場で市民が試合を観戦しながら応援した。[聯合ニュース]
代表チームを応援するため早朝から集まった市民は、午前10時の試合開始と同時に「テーハンミング(大韓民国)!」を叫んだ。最高気温33度の暑さの中でも市民はそれぞれの応援服や小物を身につけ、「ファイト!」を叫びながら選手の動き一つ一つに反応した。スカーフやハンカチで汗を拭きながら声援を送る姿もあちこちで見られた。光化門広場で会った小学6年のチョ・インウ君(12)は「みんなで応援していたら暑さをまったく感じなかった。また来たい」と語った。蘆原区(ノウォング)に住むイさん(34)も「ドーパミンが出たせいか、暑さを忘れていた。南アフリカ戦も応援に来る」と話した。
後半5分、韓国が致命的なミスで失点すると、市民は一斉に頭を抱えた。メキシコのキニョネスのクロスが競り合いを生み、これをGK金承奎(キム・スンギュ)が捕球しようとしたが、イ・ギヒョクと重なってボールを落とし、これをメキシコのロモがゴールに蹴り込んだ。
市民は「ああ…」という声を出したが、応援団の中にいた学生が「アモルンジクタ!(「まだ分からない」という言葉の文字の順序を入れ替えたインターネット用語)と叫ぶと、みんなが笑ってまた応援の熱気が高まった。イ・ジヘさん(53)は「メキシコのホームだが、臆することなくみんなよく戦った」とし「メキシコGKの切実な姿を見てむしろ感動を受けた」と話した。
先週のチェコ戦(12日)に約1500人が集まった汝矣島(ヨイド)広場はこの日、約8000人に増えた。市民は代表チームが攻撃するたびに選手の名前を連呼した。チェ・ソンハンさん(42)は「交代投入された趙圭誠(チョ・ギュソン)選手の活躍がすごかった」と評価した。キム・ソンウォンさん(30)は「全試合に出なければいけない李康仁(イ・ガンイン)選手がイエローカードを受けたのが惜しい。次の試合で萎縮してはいけないのに心配だ」と分析した。
多くの外国人観光客も韓国を応援するために来た。デンマーク国籍のクリスティアンさん(21)は「今日のメキシコの勝利は幸運に近い。韓国選手のプレーがとても良かったが、ミスで失点してしまった」とし「韓国の応援文化がとても楽しくて時間が経つのも分からない」と語った。
韓国人男性とメキシコ人女性の国際カップルの姿もあった。互いに相手国のユニホームを着た2人は神経戦をしながら応援に来た。キム・ジョンテさん(28)は「お互い応援しようといってユニホームを変えて着たが、もちろん韓国が勝たなければいけない」と話すと、マペルさん(22)は横から「メキシコが勝たなければいけない」と割り込んだ。
試合後も一部の市民は応援場所に残って余韻を楽しんだ。赤いユニホームを着た十数人の市民が互いに肩を組んで応援歌を歌ったりもした。「勝利の喊声」を歌いながら地下鉄の駅に向かって歩く人も少なくなかった。自らゴミを持ち帰ったり、周辺のゴミを片づける市民の姿も目についた。応援場所の周辺ではこの日の試合の映像を流し続ける飲食店もあった。
一部の市民は試合が終わった後、スマートフォンを手に韓国の32強入りシナリオを分析した。西大門区(ソデムング)に住むキム・ウテさん(28)は「次の試合では南アフリカの中心選手テボホ・モコエナが警告累積で出場できない。韓国が32強に進出する可能性が高いと思う」と話した。アン・サンミンさん(37)は「メキシコ戦は韓国の『第2戦ジンクス』もあってやむを得なかった」と主張した。
応援中はあちこちで独特の姿で異色の応援をする人たちもいた。光化門広場では「アゲーン2002」が書かれたシャツを着た男性がバグパイプを吹きながら歩き回り、雰囲気を盛り上げた。代表チームのアウェー用ユニホームの紫色のかつら、シャツを着用したイ・スンジュンさん(36)も周囲の視線を引いた。
警察は第1戦の街頭応援と同じく安全フェンスでエリアを分けて管理した。機動隊は第1戦の倍の約440人を配置した。午前10時の試合開始時点から1万3100人が集まると、主催側は広場の東側3車線を統制した。W杯第1戦では応援場所に前日夜から待機する市民も多かった。安全要員は休むことなく「通行路では止まらずに移動してださい」「もう少しフェンス側に寄って列をつくってください」と案内した。
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