J・D・バンス米副大統領。[写真 FOXニュース キャプチャー]
バンス副大統領は同日、ホワイトハウスで記者会見を開き、「60日間の協議期間が公式にきょう始まったと言える」と述べた。
米国とイランはMOUを通じて、ホルムズ海峡の開放と対イラン海上封鎖の解除で合意し、今後60日間にわたり、イランの核放棄を中心とする後続協議を進める計画だ。この日を起点とすると、60日間は8月16日までとなる。
バンス副大統領は、終戦MOUに基づき米海軍が対イラン海上封鎖を解除したと明らかにした。その上で、前夜には1250万バレルの原油がホルムズ海峡を通過したと強調した。
また、イラン代表団との協議は今週末に開かれる予定だが、変更される可能性もあると述べた。当初、バンス副大統領率いる米国代表団とイラン国会議長のモハンマド・バーゲル・ガリバフ氏は19日にスイスで会談し、MOU署名式を行った後、後続協議に入る予定だった。しかし前日に両国首脳による遠隔署名が行われたため、署名式は中止された状態だ。
バンス副大統領は、イランに提供される経済的補償について、「イランが完全に(約束を)履行し、行動を改めた場合にのみ可能だ」と改めて主張した。また、イランへの経済的補償に米国の資金は一切投入されないことも重ねて強調した。
さらにバンス副大統領は、イスラエルに対し今回のMOUを尊重するよう求めた。その上で、レバノンの首都ベイルートで民間人を標的とした攻撃は容認できないと付け加えた。
イスラエルがレバノンの親イラン武装組織ヒズボラへの攻撃を名目にベイルートを空爆し、MOUを危うくする可能性に警告を発したものだ。
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