蚕室開票所封鎖デモにより個人装備を急ごしらえで調達し国際大会に出場するフェンシング韓国代表のパク・サンウォンとト・ギョンドンがニューデリーで開かれるアジア選手権大会参加に向け16日に仁川国際空港から出国した。[写真 聯合ニュース]
インドのニューデリーで開かれるアジア選手権大会に参加するフェンシング韓国代表チーム13人が16日に仁川(インチョン)国際空港を通じ出国した。オ・サンウク、パク・サンウォン、ト・ギョンドンらパリ五輪の金メダリストも含まれた。
だが彼らはハンドボール競技場内の大韓フェンシング協会事務室にある個人装備を取り出すことができなかった。大会参加者の装備だけでも取り出したいという大韓フェンシング協会の要請が出国直前まで受け入れられず、選手らは急遽先後選手や後輩選手から試合用のブレードとジャケットなどの装備を借りて出国したという。
大韓フェンシング協会をはじめとする大韓体育会傘下9つの競技団体はハンドボール競技場内に事務室を置いている。しかしデモ隊が投票箱搬出を防がなくてはならないとして5日から競技場への出入りを制限しており業務がまひした状態だ。
大韓フェンシング協会関係者は聯合ニューステレビに「オリンピック公園ハンドボール競技場が封鎖されたため建物内にあるフェンシング装備を取り出すことができなかった。選手が知人らに装備を借りて大会に出場する」と明らかにした。
この日野党の仲裁で合意した大韓体育会傘下体育団体のハンドボール競技場事務室への進入はデモ参加者1人の反対で結局実現しなかった。
「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は競技団体当たり2人ずつ順に競技場内の事務室に入り業務用品を持ち出し、「国民の力」所属議員と放送局のカメラ2台が同行して生中継する仲裁案を用意した。
張代表がこの日午後2時10分ごろにこれを発表し、現場のデモ参加者の多くが同意を示して仲裁案は事実上追認された。団体と取材陣の競技場入りの準備は完了したが、出入口前で星条旗を腰に巻いた女性1人がドアをつかんで抵抗を始めた。
「国民の力」の議員らと一部デモ参加者が2時間ほど女性を説得したが通じず、張代表は結局撤収を決めた。今回のデモは主催者がなく参加者個人の行動を統制する主体がない。
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