12日、ソウル市中区(チュング)の在韓英国大使館で中央日報のインタビューに応じるシーマ・マルホートラ英国外務・英連邦・開発省閣外大臣(インド太平洋担当)。イム・ヒョンドン記者
就任後初めて韓国を訪れた英国外務・英連邦・開発省(FCDO)閣外相(インド太平洋担当)のシーマ・マルホートラ氏(54)は、12日にソウルの在韓英国大使館で行われたインタビューに先立ち、ガールズグループNMIXX(エンミックス)のサイン入りCDを大切そうに取り出して見せた。
前日に直接会ったNMIXXの話題になると満面の笑みを浮かべたマルホートラ氏は、「韓国に来て真っ先に感じたのは強いエネルギー」とし、「韓国は英国にとって最も重要で信頼するアジアのパートナーの一つ」と語った。
女性と少女の権益向上を担当する平等担当相も兼務している同氏は、「女性と少女のエンパワーメントのため長年活動してきた」とし、「そうした意味でもNMIXXとの出会いはより意義深かった」と付け加えた。
11日から13日まで韓国を訪問したマルホートラ氏は、韓国政府および経済界関係者と会い、韓英グローバル戦略的パートナーシップの強化やエネルギー安全保障、サプライチェーン協力案などについて協議した。
同氏は、「両国関係は共同繁栄と安全保障のための非常に重要な枠組みだ」とし、「原子力協力協定改正案への署名などを通じて協力をさらに強化していく」と明らかにした。
まず経済分野では、今年締結される見通しの韓英自由貿易協定(FTA)の改定協定に期待を示した。
同氏は、「改定FTAはデジタル貿易やサービス貿易、サプライチェーン協力を一段階発展させる契機になるだろう」とし、「両国には先端技術、防衛産業、クリーンエネルギー分野で大きな成長潜在力がある」と述べた。
さらに、「相互投資を拡大することで雇用と経済成長を共に生み出すことができる」と強調した。
特に原子力分野を中核的な協力分野として挙げた。
同氏は、「英国はいま『原子力の黄金期(golden era for nuclear)』に入っている」とし、「小型モジュール炉(SMR)や先進型原子炉技術に積極的に投資している」と説明した。
その上で、「核燃料から研究開発まで、原子力発電の全サイクルにわたって韓国との協力を拡大したい」とし、「今回の協定改定は将来の協力に向けた、より明確な枠組みを提供するだろう」と述べた。
最近の中東情勢については、ホルムズ海峡の早期正常化の必要性を強調した。
同氏は、「航行の自由の回復は極めて重要だ」とし、「韓国を含む志を同じくする国々と協力し、商船保護や機雷除去作業を支援している」と語った。
続いて、「ホルムズ海峡の封鎖は燃料や肥料、食料価格だけでなく世界のサプライチェーンにも影響を及ぼす」とし、国際社会の連携の必要性を改めて強調した。
北朝鮮とロシアの軍事協力についても懸念を示した。
マルホートラ氏は、「大西洋とインド太平洋の安全保障は、もはや切り離せない関係にある」とし、「北朝鮮による武器や兵力の支援は、ウラジーミル・プーチン露大統領による違法で正当性のない戦争を長引かせ、ウクライナ国民の苦しみを深めている」と批判した。
また、「北朝鮮に核・弾道ミサイル関連技術が移転される可能性は、韓国の安全保障だけでなく国際的な核不拡散体制にとっても深刻な脅威だ」と述べた。
同氏は2035年の韓英関係の未来像として、貿易拡大とサプライチェーン回復力強化、自由で開かれたインド太平洋の構築を提示した。
「両国には140年以上にわたる信頼の歴史がある」とし、「紛争や経済不安、気候変動が続く時代に、より強いレジリエンスと繁栄、安全保障を共に築いていきたい」と語った。
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