後半33分、同点ゴールを決めて喜ぶカナダ代表のサイル・ラリン [AP=聯合ニュース]
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング35位のカナダ代表は13日(韓国時間)、カナダのトロント・スタジアムで行われたW杯1次リーグB組第1戦でボスニア・ヘルツェゴビナ代表(61位)と1-1で引き分けた。
スタジアムを埋め尽くしたカナダの観客は一方的な応援を繰り広げた。映画『デッドプール』の主演であり、ドキュメンタリーでも有名なレクサムAFCの共同オーナー、ライアン・レイノルズも「カナダ」を叫びながら応援した。しかし試合は難しい展開になった。
前半21分、ボスニアがセットプレーのチャンスを生かした。イヴァン・バシッチのCKをセアド・コラシナツがバックヘディングでつなぎ、ヨヴォ・ルキッチが頭で押し込んだ。ボスニアは韓国と対戦したチェコと同様にディフェンスラインを下げて徹底的に守った。カナダは圧倒的にボールを支配しながらも前半を0-1とリードを許して折り返した。
カナダは後半8分、決定的な得点チャンスを逃した。リッチー・ラリーアがペナルティエリア内から放ったシュートが決まったかに思われたが、ボスニアのセアド・コラシナツが立ちはだかった。コラシナツの右足に当たったボールはクロスバーに弾かれた。後半22分にはタニ・オルワセリがヘディングゴールを狙ったが、ボスニアの選手が頭で防いた。カナダの一方的な攻勢が続くなか、後半のハイドレーションブレイク(給水タイム)後にようやく同点ゴールが生まれた。後半31分に途中出場したサイル・ラリンがわずか2分で同点弾を叩き込んだ。イスマエル・コネ、ジョナサン・デイヴィッドと渡ったパスがラリンにつながると、ラリンはボールを太ももでトラップした後、右足でシュートを放った。ボールはボスニアDFの体に当たってコースが変わり、GKニコラ・ヴァシリが防げない軌道でゴールラインを割った。カナダは勝ち越しゴールを狙ったが、最後まで追加点を奪えなかった。
B組の試合結果は、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いる韓国代表にも重要だ。韓国がA組2位になった場合、B組2位と32強(決勝トーナメント1回戦)で対戦する(29日午前4時、ロサンゼルス・スタジアム)。当初はカナダとスイスが1・2位を争うとみられていたが、ボスニア・ヘルツェゴビナがカナダと引き分けたことで混戦に向かう兆しが表れている。同組のスイスとカタールの試合は14日午前4時にサンフランシスコ・ベイエリア・スタジアムで行われる。
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