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習氏が去るやプーチン氏に「同盟強化」…金正恩式「等距離外交」始動(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年9月3日、北京で首脳会談を行う北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのウラジーミル・プーチン大統領。ニュース1

今月9日、労働党中央幹部学校を訪問し、植樹行事を行った後に記念撮影する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(右)と中国の習近平国家主席。労働新聞、ニュース1

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、習近平中国国家主席の平壌(ピョンヤン)国賓訪問直後にウラジーミル・プーチン・ロシア大統領へ祝電を送り、「同盟」を強調した。金委員長は習主席との会談で、朝中両国が伝統的な血盟関係にある点を前面に押し出し、朝ロ関係よりも朝中関係が優先されるとのメッセージを繰り返し発信してきたが、習主席の訪朝日程が終わるや否や、今度は「プーチン氏への配慮」に乗り出した。中国とロシアの間で「等距離外交」を展開し、陣営間対立構図の中で形成された戦略的利点を最大限に活用しようとする意図とみられる。

朝鮮中央通信は12日、金委員長がロシアの祝日である「ロシアの日」(6月12日)に合わせ、プーチン大統領へ祝電を送ったと報じた。金委員長は「今日の朝ロ関係は新たな歴史の章を開き、真実で堅固な同志的信頼関係、同盟関係へと一層強化されている」とし、「これは朝ロ両国が包括的戦略パートナーシップ条約の義務と正義の理念に忠実であったことで取得した自負するに足る結実」と述べた。


続けて、「モスクワの内外政策を徹底的に支持し、常にロシア連邦と共に歩もうとすることは、私と共和国政府の不変の意思であり立場」とし、「兄弟的なロシア人民が進む前途に常に成功と勝利のみがあることを祝願する」と強調した。この祝電は北朝鮮住民が読む労働新聞1面にも掲載された。


北朝鮮はこれまでも機会があるたびに両国国民の連帯を強調してきた。金委員長は昨年のロシア旅客機墜落事故の際、プーチン大統領に送った慰問電で、「今、わが人民は兄弟的なロシア人民が被った不幸と悲しみを共に分かち合っている」と言及したこともある。

これは、朝中関係に比べて相対的に友好の歴史が短く、ソ連崩壊後には一時両国関係が疎遠だった点を意識した側面もあるとの見方を専門家は示している。

金委員長は今月19日の朝ロ新条約締結2周年を迎え、ロシアとの高官級交流を含む全方位的な密着ぶりを誇示する見通しだ。北朝鮮はこの日、労働新聞に「正義と真理のため力強く邁進(まいしん)するロシア」(6面)と題する記事を掲載し、住民にロシアの祝日を紹介した。

これに先立ち金委員長は、8~9日に行われた習主席の国賓訪問を通じて、両国関係を韓半島(朝鮮半島)を超えたグローバルな問題にまで共に対応する新たな同盟へと格上げした。米中戦略競争が激化する状況の中で、北朝鮮を自らの影響圏につなぎ留める必要がある習主席から、経済支援はもちろん核保有の黙認まで引き出したとの評価も出ている。

特に、中国とは社会主義という理念的共通性に加え、抗日闘争にまでさかのぼる伝統的な血盟関係であることを強調した。金委員長は朝中関係について、「国家の最も重大な第1戦略事業」とし、「朝中関係を国家間関係の模範にするため努力する」と述べ、事実上、中国との関係をロシアより優先する姿勢を示した。


習氏が去るやプーチン氏に「同盟強化」…金正恩式「等距離外交」始動(2)

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