9日(現地時間)、ホルムズ海峡上空でイラン軍の攻撃を受けて海に墜落した米陸軍アパッチ攻撃ヘリコプターと同一機種のAH-64アパッチ [ロイター=聯合ニュース]
米海軍は無人艦艇を未来の戦力の核心軸と見なし、導入を加速させている。海軍が今年5月に発表した「30年造船計画」では、無人水上艇(USV)を2031年までに47隻保有し、2056年までには72隻に増やすという目標が公開された。
また、海軍は無人潜水艇(UUV)戦力の拡充計画も出し、2027会計年度に2隻の無人潜水艇に1億3580万ドル(約218億円)を、2031会計年度までに16隻の無人潜水艇に11億ドルを投入する計画だ。これを受け、無人水上艇や無人潜水艇などを含め、5年以内に計83隻の無人艦艇を保有する方針だ。
海軍は過去の「造船計画」でも無人艦艇に言及したが、今年出した計画では無人艦艇の調達対象と時期を具体的に明示した点が注目される。海軍は「30年造船計画」で「高性能なプラットフォームは依然として不可欠だが、大量生産が可能でリアルタイムの適応能力を備えたシステムが従来の戦力を補完するべきだ」とし、多様な無人体系の必要性を強調した。
無人水上艇は独自の推進装置と航海システム、遠隔制御および自律運用機能を備えた水上プラットフォームだ。偵察・監視・情報収集はもちろん、機雷戦、電子戦、輸送支援、捜索・救助任務まで遂行し、有人艦艇のリスク負担を大幅に軽減できる。
これまで実験的な戦力と見なされていた無人水上艇は最近、本格的な実戦配備の段階に入っている。米海軍は今年1月、今年から無人水上艇を実際の作戦に投入する計画だと明らかにした。
◆無人機に撃墜されたアパッチ…無人水上艇が救助
特に今月9日、イラン軍の攻撃で海に墜落した米陸軍のAH-64アパッチ攻撃ヘリコプターの乗組員を無人水上艇が救出したことで、海上無人戦力の価値が注目を集めた。米海軍第5艦隊傘下の無人体系担当組織「タスクフォース59」が運用する全長約7.3メートルの無人水上艇「コルセア」は、海上に漂流していたアパッチの乗組員2人を救助して安全な場所に移動させ、その後、米軍の救難ヘリが2人を後送した。
当時、国際水域を巡回中だったアパッチヘリはイラン軍の自爆ドローン「シャヘド」に撃墜された。1機あたりの価格が数千分の一にすぎない無人機によって米軍の最先端有人資産が無力化されたが、撃墜されたヘリの乗組員救助作戦では米海軍の無人戦力が真価を発揮した。無人水上艇が実際の戦闘環境で捜索・救助任務を遂行して人命を救助したのは今回が初めてだ。
撃墜されたアパッチヘリの乗組員を救助したドローンボート…米国、実戦用に拡充へ(1)
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