史上初めて3カ国で開催される北中米ワールドカップ(W杯)がメキシコで盛大に幕を開けた。[写真 聯合ニュース]
史上初めて3カ国が共同開催し、参加国も48カ国に拡大された北中米ワールドカップ(W杯)がメキシコシティで華やかに開幕した。今大会は12日(日本時間)、同会場で行われた開催国メキシコと南アフリカ共和国によるグループリーグA組第1節を皮切りに、来月20日まで熱戦が繰り広げられる。
北中米W杯の開会式は、日本時間午前4時5分、現地時間午前11時42分に始まった。
今回の開会式の舞台には、メキシコの歌手アレハンドロ・フェルナンデス、ベリンダ・ペレグリン、リラ・ダウンズをはじめ、ベネズエラのダニー・オーシャン、コロンビアのJ・バルヴィン、南アフリカ共和国のタイラなど、各国を代表するアーティストが大勢出演し、さながらコンサートを彷彿とさせた。
本行事開始前には、1986年メキシコW杯の記憶を呼び起こす1980年代のヒット曲が流れた。MCハマーの『U Can’t Touch This』などの名曲が響き渡ると、観客席は興奮を隠すことができなかった。
開幕公演では、アニメ『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』(『ケデハン』)で世界的な人気を集めたシンガーソングライターのイジェ(EJAE)が、世界的テノール歌手のアンドレア・ボチェッリと共に今大会のテーマ曲『DNA』を熱唱した。
W杯をはじめ各種サッカー大会との縁が深い「ラテンポップの女王」シャキーラは、ヒップホップミュージシャンのバーナ・ボーイと共に、もう一つの大会テーマ曲『Dai Dai』を披露した。
8万人の収容規模を誇るメキシコサッカーの聖地、エスタディオ・シウダ・デ・メヒコは観客で埋め尽くされ、試合開始を前にメキシコのホームファンによるウェーブが起こり、サッカーの祭典の始まりを告げた。
試合開始直前には、伝統的な帽子ソンブレロを模した紙を観客が一斉に投げ上げ、壮観な光景を演出した。
開会式では、メキシコの伝統音楽に加え、ラップやテクノなどさまざまなジャンルの音楽が響き渡った。これは今大会の核心メッセージである「団結」を象徴する演出だった。
グラウンドには、アステカの戦士を表現した羽飾りを身にまとったダンサーや、黄金色の衣装で全身を彩ったパフォーマーたちが登場した。
中央ステージには、サッカーボールとアステカ文明の象徴である太陽を連想させる黄金色の球体が設置され、太陽の光を受けてまばゆく輝いた。
「サッカーは私たちを一つに結びつける」とのパフォーマーの言葉とともに、ロケットが打ち上がるかのように祝砲が次々と上がった。
色鮮やかな先住民の伝統衣装を着た女性たちが踊りながら舞台を彩り、空には英語表記の国際サッカー連盟(FIFA)の文字が浮かび上がった後、クライマックスを迎えて空中に祝砲が打ち上げられ、会場の熱気をさらに高めた。
開会式終了後、開幕戦に臨むメキシコ代表選手たちがウォーミングアップのためピッチに姿を見せると、観客は「メキシコ! メキシコ!」と声を限りに叫んだ。
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