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一触即発の中東…トランプ氏「あすの夜イラン徹底爆撃」、イラン「ホルムズ海峡のすべての船舶攻撃」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

トランプ米大統領が10日、ホワイトハウスで記者らとイラン戦争の状況について話している。[写真 AP=聯合ニュース]

トランプ大統領は前日に「交渉は完全に終わったが時間を度々引き延ばしている」としながらイランの発電所や橋梁などインフラに対する空爆が迫っていると警告していた。

◇再び確認された「戦争の信管」ホルムズ海峡


軍事力を動員して終戦合意を勧めるトランプ大統領の圧力にイランは「ホルムズ海峡完全閉鎖」のカードで対抗した。イラン軍はこの日の声明で、「ホルムズ海峡を閉鎖しタンカーと商船を含むすべての船舶の通航を禁止する。海峡通過を試みるすべての船舶は標的になるだろう」と明らかにした。イランのタスニム通信はこの日、通航禁止措置に違反した船舶2隻が実際に発砲されたと報道した。


ただホルムズ海峡を完全にふさぐというイランのコメントが出ると中央軍司令部はファクトチェック形式の文を通じ「今夜も商船は海峡を出入りし続けている」と反論した。ホルムズ海峡を通じた海上運送が米軍の関与の下に一定水準で行われている点を強調し、イランの交渉カードを無力化しようとする意図と解説される。

トランプ大統領はこの日午前、トゥルース・ソーシャルで先月海峡を通過する商船を支援する「秘密作戦」を指示したとし、「200隻以上の商船が海峡を安全に通過し、1億バレル以上の石油が市場に供給された」と主張した。続けてこうした石油供給のおかげで「原油価格が1バレル=250ドルでなく85~90ドル水準にあるのだ。戦争が終われば(原油価格は)急落するだろう」とした。

◇「内輪もめ」狙った…ターゲットになる中東の米軍基地

イランはホルムズ海峡に対する威嚇とともにこの日も中東地域の米軍基地18カ所に向かった攻撃を敢行した。バーレーンの米第5艦隊基地は2日連続でミサイルとドローン攻撃の目標となった。イランが狙った施設にはイラク北部ハリルにある米空軍基地も含まれた。

イランが中東諸国を攻撃対象とする背景は、米国に協力的な湾岸地域諸国の不満を高めさせ、米国を中心にした結束力を弱めさせるための策略という分析が出ている。実際に米国の空爆後にイランの報復攻撃が続くと中東諸国の外相はこの日バーレーンでの会合後に共同声明を出し「湾岸諸国と国民を狙ったあらゆる攻撃を即時かつ完全に中断せよ」と促しイランの攻撃に対する不安感を示した。

一方、交渉の仲介に向けイランを訪れたカタールの交渉団は、双方の軍事的対立がむしろ強化されるとこの日特別な成果なくテヘランを離れたという。


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