4月、与党・野党・政府民生経済協議体会談を行った(左側から)共に民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)代表、李在明(イ・ジェミョン)大統領、国民の力の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表 [聯合ニュース]
欧州を歴訪中の李大統領がSNSを通じて「国民に申し訳ない。より低い姿勢で熱心に取り組む」という立場を明らかにしたが、民意の警告を正しく認識しているかは疑問だ。今月8日の就任1周年記者会見で、李大統領は国政運営・ 基調を変える考えはないと述べた。その代わり選挙直後から李大統領の歴訪見送り行事に鄭清来(チョン・チョンレ)民主党代表が出席できないなど、8月の全党大会を控えて李在明派と鄭清来派の葛藤が深まっている。
政府を牽制して代替案を提示するべき国民の力の状況も悲観的だ。地方選挙で事実上の大敗を喫したにもかかわらず、敗北に対する認識もできていないようだ。張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は選挙大敗の責任論の標的になっているにもかかわらず、オリンピック公園などの集会現場に足を運んで「不正選挙」のプラカードを掲げ、全国単位の再選挙を主張している。党の幹部も党を代表する人の行動ではないと話している。党代表が党論をまとめて牽引する考えを持たず個人的に突出行動をする姿は見ていられないほどだ。
こうした中、鄭点植(チョン・ジョムシク)議員が昨日、新しい院内代表に選出された。張代表の進退問題を含め、党の体制刷新に関連して党内の意見をまとめる重い責務が課せられた。
有権者が与野党の双方に峻烈な警告を送った選挙からまだ1週間しか経っていない。与野党がこのような姿であるため、政治の復元を期待するのはぜいたくに近い。民意を無視する政権は没落し、革新のない野党は淘汰されるという歴史的経験を与野党がもう一度考慮することを望む。
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