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米国が物価高に苦しむ中…トランプ氏「インフレが大好き」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドナルド・トランプ米大統領。[ロイター=聯合ニュース]

ドナルド・トランプ米大統領が「インフレが大好きだ」と発言し、波紋を呼んでいる。物価上昇への懸念が高まる中での発言に批判が起きると、トランプ大統領は「戦争終結後に改善する物価状況について言及したものだ」と釈明した。

トランプ大統領は10日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団との質疑応答中、最近発表された米国の消費者物価指数(CPI)について質問されると、「数字は素晴らしかった。私が本当に好きなものが何か分かるか。私はインフレが大好きだ」と語った。


続けて、イランとの戦争状況や石油供給問題に言及し、米国が秘密作戦を通じて大量の原油供給を確保したと主張した。質疑応答の直後には、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、米軍がホルムズ海峡周辺で秘密作戦を遂行し、1億バレル以上の原油供給を可能にしたと投稿した。


しかし、この日発表された5月の米国CPIは前年同月比4.2%上昇し、2023年4月以来で最も高い上昇率を記録した。イラン戦争の影響で物価負担が高まる中、大統領が「インフレが大好きだ」と発言したことについては、国民感情とかけ離れた発言だとの批判が上がった。

波紋が広がると、トランプ大統領は親トランプ系メディアのニューヨーク・ポストとの電話取材で、「私の発言は文脈を無視して報じられた」と反論した。トランプ大統領は「戦争が終わればインフレ率が大幅に低下するという点について話したものだ」とし、「現在も物価は低い水準にあり、今後さらに下がるだろう」と主張した。

また、トランプ大統領は、メディアが自身の発言をしばしば文脈から切り離して報じていることへの不満も示した。

トランプ大統領は最近も、国民生活に関する発言で物議を醸したことがある。先月、中国訪問を前に、物価高による負担がイランとの早期合意を目指す動機になっているのかとの質問に対し、「私は米国民の経済状況については考えていない」と答え、批判を浴びた。その後、J・D・バンス副大統領は、この発言の趣旨が歪曲されて伝えられたと釈明し、トランプ大統領を擁護した。



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