主要7カ国(G7)首脳会議出席を機に欧州を訪問している韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が10日(現地時間)、ベルギー首相公邸でバルト・デウェーフェル首相と会い、記念撮影を行っている。チョン・ミンギュ記者
李大統領は同日午前、ブリュッセルの首相公邸でデウェーフェル首相と会い、「就任後初の欧州歴訪で、今年両国の国交樹立125周年を迎えるベルギーを訪問できたことを意義深く思う」と述べた。デウェーフェル首相は「1世紀を超える両国の友好を記念する今年、大韓民国大統領をベルギーにお迎えできたことを大変うれしく思う」と応じた。
李大統領は特に、「ベルギーが韓国戦争(朝鮮戦争)当時に戦闘部隊を派兵し、大韓民国の自由と平和のために献身してくれたことが、韓国が世界10位圏の経済大国へと成長することに寄与した」と謝意を表した。デウェーフェル首相も「両国間の歴史的な絆が両国関係の確かな基盤としてその位置を確立している」とし、「ベルギーは国連軍司令部参加国として、今後も韓半島(朝鮮半島)の平和と安定のため継続して貢献していく」と述べた。会談は1時間18分にわたり行われた。
両首脳は、今年で発効15年目を迎える韓・欧州連合(EU)自由貿易協定(FTA)を基盤に、両国が強固な経済・通商協力関係を構築しているとの認識で一致したと、姜由楨(カン・ユジョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席報道官がブリーフィングで明らかにした。
両首脳は特に、バッテリー・素材・エネルギー分野において企業間投資を継続し、両国協力が戦略産業中心へと拡大するよう関心を持って支援していくことで一致した。
半導体分野での協力案についても議論された。李大統領は、ベルギーに所在する国際半導体・ナノ共同研究機関であるアイメック(imec)で120人余りの韓国人研究者が先端分野の研究に協力していることに言及し、「アイメックを通じた両国の研究協力が今後も拡大し、未来の半導体技術発展による恩恵を共に享受できることを期待する」と述べた。
これに対しデウェーフェル首相も、「世界的な半導体企業を有する韓国との協力はベルギーにとっても有益なこと」とし、「同分野における両国間協力が強化されるよう関心を持っていく」と答えた。
姜報道官は、「双方は今回の訪問を機に締結される『中小企業およびスタートアップ発展協力に関する了解覚書』を通じて、両国の中小企業間の意思疎通と協力を強化し、両国が中小企業の相互海外進出拠点としての役割を果たしながら共に成長できるよう努力していくことにした」とし、「両国間の交流をさらに活性化するため、韓国・ベルギー間の直行便再開に向けた方策についても引き続き模索していくことにした」と明らかにした。
国際情勢に関しては、両首脳は欧州とアジアの安全保障が緊密に結び付いており、韓半島の平和が地域を超えて国際社会の安定と繁栄に寄与するとの認識を共有した。
李大統領は南北対話再開に向けた韓国政府の努力について説明し、韓半島政策に対するベルギーの関心と支持を求めた。
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