李在明(イ・ジェミョン)大統領が10日(現地時間)、ベルギー・ブリュッセルの欧州連合(EU)理事会で開かれた首脳会議に向けて、アントニオ・コスタ常任議長、ウルズラ・フォン・デア・ライエン執行委員長とともに移動している。チョン・ミンギュ記者
韓国とEUの首脳は、この日採択した共同声明で、「われわれはロシアによるウクライナ侵略戦争の継続を可能にしている第三者の支援、特に北朝鮮の支援を非難する」とし、「ロシアと北朝鮮がすべての関連活動を直ちに中止し、国連憲章および国連安全保障理事会(安保理)のすべての関連決議を順守するよう求める」とも述べた。双方は北朝鮮の核問題についても、「国連安保理決議に合致する韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化に対する意思を再確認する」と明らかにした。
李在明政権が北朝鮮に対して「強く非難する」という表現を用いたのは初めてだ。韓国外交部は昨年6月、北朝鮮とロシアによる「包括的戦略的パートナーシップ条約」締結1周年に合わせ、両国の違法な軍事協力の即時中止を求めながらも、「重大な懸念を表明する」との立場表明にとどまった。同じ時期、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の高官も、北朝鮮がロシアに工兵部隊や軍事建設要員など6000人を追加派遣することについて、「懸念すべきことだ」とし、「われわれは(北朝鮮の派兵を)支持しない」と述べるにとどまっていた。
今回の共同声明に北朝鮮に対する強い非難が盛り込まれたのは、ウクライナを積極的に支援し、強力な対ロ制裁を維持しているEU側の立場が反映されたためと解釈される。今年4月、青瓦台で行われた韓国・フランス首脳会談でも、「国際人道法を順守するとともに、ロシアと北朝鮮の違法な軍事協力の即時中止を求める」との文言が共同声明に盛り込まれていたことと比べると、今回の共同声明は一段と踏み込んだ内容となった。
その一方で、共同声明には韓国政府の朝鮮半島の平和と安定に向けた取り組みへの支持を確認する内容も盛り込まれた。韓国とEUの首脳は、「われわれは、南北交流の拡大や関係正常化、非核化の達成を通じて朝鮮半島における平和的共存と共同成長を実現するため、韓国が進める積極的な緊張緩和・信頼醸成措置と、それを通じた南北対話再開の努力を支持する」とし、「また、北朝鮮の人権状況の実質的改善が不可欠であると認識し、北朝鮮が国際機関および人道機関の受け入れを認めるよう求める」と述べた。李大統領はこれまで国際舞台で、韓国政府の朝鮮半島における緊張緩和と信頼醸成措置への支持を訴えてきた。
韓国・EU首脳「北朝鮮・ロシアの軍事協力を強く非難…北朝鮮の核保有国認定は認められない」(2)
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