今年3月、ソウル光化門(クァンファムン)広場でBTS(防弾少年団)のカムバックライブが開催された。[写真 BIGHIT MUSIC・Netflix]
最近、会社員向けコミュニティ「ブラインド」には、公務員であることを認証した投稿者Aさんが「BTS公演に公務員1000人が駆り出される、無料で」というタイトルの投稿を掲載した。
「ブラインド」は、自身が勤務する会社を会社公式メールアドレスで認証しなければ利用できない。
Aさんは、「ソウル公演のように路上で行うものでもなく、だからといって無料公演でもなく、釜山市が主催するものでもない」とし、「HYBEが金を稼ぐための商業コンサートなのに、自分たちの費用で外部人員を雇わず、主催側の本公演会場要員910人を使い、警察や消防でもない釜山市庁の一般公務員915人まで駆り出されなければならないなんて、これは筋が通っているのか」と問題を提起した。
さらに、「(釜山市庁は)HYBE釜山支部の人材派遣所だ。それも無料で、それも勤務時間中に(木・金・土の強制派遣で)」と自嘲した。
Aさんはその後のコメントで、「HYBEが負担すべき外部委託費を地方政府予算で、公務員安全要員の委託費として執行する予定だ」とも付け加えた。
これに対しインターネット上では、「公務員を動員すれば時給1万ウォン(約1060円)を受け取るが、自分たちの金で安全対策を講じて公演を行うべき」「これこそ背任」「ソウルの時も問題が多かったが、釜山でも同じなのか」「HYBEに良心があるなら断れ」「受益者負担の原則はなくなったのか」などと強い反応を示した。
KBS(韓国放送公社)の報道によると、最近、釜山市のある公務員はインタビューで、「市が主管する行事でもなく、民間企業が100%収益を得る公演なのに、なぜ公務員が大規模に動員されて安全管理をしなければならないのか、内部では納得できず不満が多い」とし、「なぜHYBEが支払うべき金をわれわれが税金で負担しなければならないのかよく分からない」と内部の不満を伝えた。
「BTS WORLD TOUR 『ARIRANG』 IN BUSAN 」は12~13日に釜山アジアード主競技場で開催される。チケット価格は一般席Sが19万8000ウォン、一般席Rが22万ウォン、サウンドチェックパッケージが26万4000ウォンとなっている。
今回の公演期間中、国内外の観光客10万人が釜山を訪れると予想されている。
釜山市は今回の行事を地域観光活性化の機会として活用する計画だ。このため釜山駅にファン「ARMY」のためのBTSウェルカムセンターブースを設置し、海雲台(ヘウンデ)や広安里(クァンアンリ)など主要名所に記念映像や照明を設置する。公演当日には都市鉄道とバスの運行時間を延長し、運行間隔を短縮して公共交通の混雑を緩和する計画だ。
外国人観光客向けには、金海(キムヘ)空港の混雑時間帯である未明から午前9時まで国際線到着ロビーを拡大運営し、観光交通商品「ビジット釜山パス」の割引券などを入れた「ウェルカムキット」を提供する。
これに先立ち、3月21日にソウル光化門(クァンファムン)広場で無料開催されたBTS(防弾少年団)の復帰公演では、1万人を超える公務員が安全要員として動員され、論争となった。
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