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白昼、倉庫からウイスキー1万本が消えた…米国で飲料・食品貨物狙う窃盗相次ぐ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米国産ウイスキー。[ロイター=聯合ニュース]

米フィラデルフィアで白昼、ウイスキー約1万本が消える事件が発生し、現地警察と米連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出したと、ニューヨーク・タイムズが7日(現地時間)に報じた。

報道によると、窃盗事件は5日午後、フィラデルフィアのある貨物倉庫で発生した。当時、大型トレーラーでやって来た運転手は、倉庫関係者に身分証を提示した。倉庫側は身分証をコピーした後、「ノーブルオーク(Noble Oak)」ブランドのバーボンウイスキー1万800本をトレーラーに積み込んだ。


トレーラーに積まれたウイスキーの価値は50万ドル(約8000万円)に達する。ウイスキーを積んだトレーラーは倉庫を出た後、行方が確認されていない。


◇「組織的な貨物窃盗の被害」

ノーブルオーク・バーボンウイスキーを展開する「A21 Wine & Spirits」は声明を発表し、当該ウイスキーが本来の配送先に到着しなかったとして、組織的な貨物窃盗の被害に遭ったと明らかにした。

A21の親会社である「Apogee 21 Holdings」のロブ・コッホ最高執行責任者(COO)は、ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、「トレーラーの運転手が購入注文書を提示しなかった」とし、セキュリティー手続き上の不備があったと指摘した。

コッホCOOは「内部犯行ではなくサイバー犯罪とみている」とし、「時には別の業者がコンピューターシステムを乗っ取り、貨物を奪うケースがある」と語った。

また、盗まれたウイスキーが未承認の流通経路や二次卸売業者、オンライン市場などを通じて流通する可能性があるとし、大量のノーブルオーク・バーボンウイスキーを提供するという不審な提案があれば通報してほしいと呼びかけた。

◇飲料・食品貨物の窃盗相次ぐ…60%増

フィラデルフィア警察とFBIフィラデルフィア支局は今回の事件を捜査しているが、具体的な捜査内容は公表していない。

米国では、高価な電子機器よりも荷降ろしが容易な飲料や食品の貨物を狙った窃盗が相次いでいる。

貨物窃盗防止・回収支援を手がけるカーゴネット(CargoNet)は、昨年の貨物窃盗による被害額が前年比約60%増の7億2500万ドルに達したと推計した。

業界では、報告された事件は実際の被害の一部に過ぎないとみている。全米保険犯罪局(NICB)とFBIは、貨物窃盗による年間被害額が数百億ドル規模に達すると推定している。



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