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蚕室デモ、2030世代が去った後には「不正選挙」叫ぶ強硬保守の声=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

6.3地方選挙投票用紙不足事態を糾弾するデモが7日、オリンピック公園で開かれた。 ウ・サンジョ記者

6・3地方選挙投票用紙不足問題をめぐり、平日の8日にも「蚕室(チャムシル)開票所封鎖デモ」が続く中、デモの様相が変化した。「政治的デモ」とは距離を置こうとしていた2030世代主導のデモから、「不正選挙」というスローガンが加わって強硬保守色の強いデモの様相に変わってきている。デモ会場となっているソウル松坡区のオリンピック公園ハンドボール競技場では、女子ユースハンドボール韓国代表選手がデモ参加者から所持品検査を受ける事態も発生した。

この日午後、ハンドボール競技場一帯では約1800人以上が集まり、デモを続けていた。午前0時ごろに約8000人規模だったデモは、4日目の月曜日を迎えて規模が縮小したが、一部の参加者は芝生広場などに敷物を広げ、一晩中その場を守っていた。前日までデモを主導していた20~30代の参加者の割合は時間の経過とともに減少していった。


参加者は「不正選挙、再選挙」というスローガンを繰り返し叫んでいた。前日までは「再選挙」にスローガンを統一し、それ以外のスローガンや政治的メッセージが出ることを自主的に警戒していた。しかし各所に掲げられていた「太極旗だけを振ろう」という内容のプラカードは取り外されるか、「不正選挙のスローガン可」「星条旗可」へと文言が修正されていた。また、「今なら不正選挙を疑ってもよい」といった紙も新たに貼り出された。


デモ参加者は、開票を終えた投票箱の搬出を阻止するため、ハンドボール競技場への出入りを妨げている。建物内外を行き来する人員が投票用紙などを持ち出す可能性があるとして、移動も統制している。

この日午前には、女子ユースハンドボール韓国代表チームの選手が封鎖されたハンドボール競技場へ練習器具を取りに行った際、デモ参加者から所持品検査を受ける事態まで起きた。選手らは24日に開幕する世界女子ジュニア選手権(U20)出場を控え、この場所で練習する予定だったが、デモにより施設が封鎖されたため、近隣の韓国体育大学で練習するため用具を取りに行くところだった。

デモ参加者が選手の競技場への立ち入りを繰り返し妨げると、ある選手は「お願いします」と手を合わせながら訴えた。するとようやくデモ参加者は道を開けた。その後、選手が公式球などの入ったバッグを持ち出すと、デモ参加者が集まり所持品検査を行った。男性のデモ参加者の1人が「靴下も脱がせるべきではないか」と発言したところ、警察などから「性的羞恥心を誘発する可能性がある」と警告を受けた。

会社員向け匿名コミュニティ「ブラインド」には、現場に出動した警察官が、逆にデモ隊によって統制を受けたという投稿も掲載された。「デモ隊が投入された人員の服装を点検した」「デモ隊の責任者が(警察に)『勤務者はこちらで仕事をしろ』と勤務場所を指定した」といった内容だった。



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