ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長(左)が昨年9月、米ニューヨークの国連(UN)本部でドナルド・トランプ米大統領と会談している。[ロイター=聯合ニュース]
7日(現地時間)、AP通信によると、現在EUへの加盟を目指す正式な候補国は、ウクライナ、モルドバ、モンテネグロ、アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、北マケドニア、セルビア、ジョージア、トルコの9カ国だ。EUは2013年のクロアチア加盟を最後に、新たな加盟国を受け入れておらず、2016年に英国が離脱した後は現在の27加盟国体制を維持してきた。
特に、ロシアの侵攻を受けたウクライナと、ロシアの影響力が強いモルドバが挙げられる。両国はウクライナ戦争が勃発するとすぐにEU加盟を申請し、承認を待っている。ウクライナは「ロシアの脅威に効果的に対応するには、一日も早くEUの一員にならなければならない。加盟日を来年1月1日と定めてほしい」と求めた。
モルドバは、2028年までにEUへ加盟できなければ、歴史的・文化的な同質性を持つルーマニアとの統合も辞さないとし、EU加盟の切実さを訴えている。モンテネグロやアルバニア、セルビアなど地中海に面するバルカン半島の国々の多くも、安全保障環境の急変を受けて加盟を希望している。
EU平均を上回る経済水準を誇る北欧諸国でも変化の兆しが見られる。トランプ大統領によるグリーンランド併合推進に脅威を感じているアイスランドは、8月にEU加盟交渉再開の是非を問う国民投票を実施する予定だ。1972年と1994年の2度にわたりEU加盟の賛否を問う国民投票で否決したノルウェーでも、EU加盟を再び推進すべきだとの声が上がっている。ノルウェーのエスペン・バルト・アイデ外相は最近、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、「世界が混乱に陥る中、EUの魅力が高まった」と語った。
2016年にEUを離脱した英国では、最近になって「ブレグジット(Britain+exit)」を後悔しているとの世論調査結果が相次いでいる。与党・労働党が最近の地方選挙で大敗した後、党首選への出馬を表明したウェス・ストリーティング前保健相は、「ブレグジットは『破滅的な過ち』だった。次の総選挙では、労働党がEU再加盟を公約として掲げるべきだ」と主張した。
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