先月28日、イラン・テヘランの広場の広告板に、ドナルド・トランプ米大統領の口をホルムズ海峡を象徴する青い布と糸、針で縫い付けた絵が掲示されている。EPA=聯合ニュース
トランプ大統領がイランとの終戦交渉で主要条件として掲げるホルムズ海峡の開放も進展を見せていない。イランがオマーンと共にホルムズ海峡で通行料を徴収するとの立場を維持しているためだ。
イランのカゼム・ガリババディ外務次官はこの日、半官営メフル通信に対し、「イランとオマーンはホルムズ海峡に対する主権を有している」とし、「オマーンと共同で提供する航行支援や捜索・救助、安全保障、環境汚染浄化サービスに対する費用を徴収する計画だ」と述べた。
通行料という名目ではないが、各種サービス料金の形で徴収するという意味だ。
オマーンも、イランとの関係を断つよう求めるトランプ大統領の圧力に抵抗し、ホルムズ海峡をめぐる協議をイランと続けている。
英紙ガーディアンによると、オマーンは、イランとの接触は国際法を順守したホルムズ海峡管理体制を構築するためのものだと米国側に説明している。また、ホルムズ海峡にどのような通行制度が導入される場合でも、国連傘下の国際海事機関(IMO)との協議を経て実施するとしている。
オマーン政府は今年4月までは、ホルムズ海峡通行料を共同徴収しようとするイランの提案に対し、「国際法および海洋法上不可能だ」として拒否していた。
しかし最近になって立場を変え、イランとホルムズ海峡通行料徴収制度について協議している。
これに対しトランプ大統領は先月27日、オマーンがイランに協力した場合、「(空爆で)吹き飛ばしてやる」と強く警告した。同日、スコット・ベッセント米財務長官もオマーンに制裁を科す可能性があると威嚇した。
トランプ停戦案に抵抗するヒズボラとイスラエル…オマーンも従わず(1)
この記事を読んで…