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トランプ停戦案に抵抗するヒズボラとイスラエル…オマーンも従わず(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

4日(現地時間)、イラン・テヘランで開かれたイスラム教シーア派の祝日「イード・アル・ガディール」の最中、市民らがイラン国旗とレバノン武装組織ヒズボラの旗を掲げている。AP=聯合ニュース

ドナルド・トランプ米大統領が構想するイランとの終戦交渉が、レバノンという障害のため難航を極めている。戦争終結に向けた了解覚書(MOU)締結の核心条件として掲げていた、イスラエルとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラとの停戦が事実上頓挫したためだ。オマーンもトランプ大統領の警告にもかかわらず、イランとのホルムズ海峡通行料をめぐる協議を継続する意向を示した。

ヒズボラ指導者のナイム・カッセム事務総長は4日(現地時間)、「ヒズボラ戦闘員をレバノン南部から撤退させるという(停戦)合意案は、降伏と敗北、そして敵の目的達成を意味する破廉恥な行為だ」とし、「イスラエル軍による(レバノン)占領が続く状況で、抵抗を中止すると誰かに約束したことは一度もない」と明らかにした。


さらに「レバノンの村々への爆撃が続く限り、イスラエル北部も安全ではないだろう」と警告した。


前日、米国務省はワシントンD.C.で米国の仲介の下に開かれた会談で、イスラエルとレバノンが停戦に合意したと発表した。レバノン南部のリタニ川以南地域からすべてのヒズボラ戦闘員を撤退させ、同地域をレバノン政府が統制する区域とする内容だった。しかし、レバノン政府軍がヒズボラを統制できていない状況で、ヒズボラの同意なしに停戦は実効性を持たないとの指摘が出ていた。

◇イスラエルも「レバノンから撤退しない」

しかも停戦案には、レバノン南部に駐留するイスラエル軍の撤退は盛り込まれていなかった。ヒズボラとイランは、イスラエル軍の撤退が停戦の前提条件だとの立場を取っている。

イラン革命防衛隊(IRGC)の海外作戦部隊であるコッズ部隊のイスマイル・ガアニ司令官はこの日、「レバノン抵抗戦線(ヒズボラ)の最低条件は、強奪者政権(イスラエル)が『40日戦争』開始前の地点まで後退することだ」と述べた。

40日戦争とは、2月28日に始まった米国・イスラエルとイランの戦争を指す。イランは最近、レバノンの平和なくして米国との終戦交渉には応じないとの立場を明らかにしている。

イスラエルはこうした要求を一蹴した。イスラエル・カッツ国防相は「イスラエル軍はレバノン南部から撤退せず、軍事作戦を継続し、この地域に駐留して『緩衝地帯』を維持する」と述べた。

イスラエルは3月にイランとの戦争が始まって以降、レバノン南部に兵力を投入して作戦を実施している。

イスラエルとヒズボラはこの日も戦闘を続けた。レバノン保健省は「ソフモル、マサケン、アラブ・アル・ジャリルなどレバノン南部の村々に対するイスラエル軍の空爆により、少なくとも8人が死亡し、15人が負傷した」と発表した。

ヒズボラも同日、レバノン南部のカンタラやボーフォール要塞などに駐留するイスラエル軍をドローンやロケット弾で攻撃した。これによりイスラエル軍将校1人が死亡したとイスラエルメディアが伝えた。


トランプ停戦案に抵抗するヒズボラとイスラエル…オマーンも従わず(2)

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