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習近平主席の訪朝前に誇示か…金正恩委員長が核物質生産工場を視察

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

労働新聞は4日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が前日に新しく操業を始めた核物質生産工場を現地指導したと伝え、ウラン濃縮用の遠心分離機が並んでいる写真を公開した。 [労働新聞=ニュース1]

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が新しい核物質生産工場を訪れ、核武力強化への意志を示した。中国の習近平国家主席の訪朝を控え、自国の核能力がすでに不可逆的な段階に達していることを誇示すると同時に、韓米間の原子力潜水艦・原子力協定の協議を牽制したとも解釈される。

労働新聞は4日、金正恩委員長が前日に「新たに操業を始めた」核物質生産工場を現地指導しながら生産工程や計画を確認したと報じた。金委員長はここで「過去5年間の核武力強化の歩みを進める中で、兵器級核物質の生産能力は従来の2倍を凌駕する水準に達した」と評価した。「2倍を凌駕」という具体的な数値を公開したのは、国際社会との非核化交渉に明確な一線を画す一方で、自国は米国の非核化圧力で追い込まれたイランとは異なる状況という点を浮き彫りにする狙いがあると考えられる。


また金委員長は同日、核武力強化に関する重要協議会を開いた後の結論で「国家核武力を幾何級数的に強化する今後の膨大な計画実行の順序とその担保を確定した」と明らかにした。統一研究院のホン・ミン首席研究委員は「武器実験などで米国を直接刺激しない代わりに、核物質の量産体制というカードで北の核に対する見方を揺るがそうという構想」とし「非核化から軍備管理・脅威削減の方向に引き込もうという意図と解釈される」と指摘した。


専門家の間では、習近平主席の訪朝前に北朝鮮が核物質生産工場を公開したのは、先月14、15日に北京で開かれた米中首脳会談で両国が北朝鮮非核化を共同目標として再確認したことを意識した側面もあるという分析が出ている。統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「核問題は外交的妥協の対象でないという点を強調している」とし「核開発はすでに引き返せない段階に達しているという点を、習近平主席の訪朝前に釘を差しておくという意図」と指摘した。

北朝鮮は同日、円筒形の遠心分離機がぎっしりと並んだ様子や、新型核弾頭と推定される図面の写真も公開した。遠心分離機に気体状態のウランを入れ、高速回転させて兵器製造に必要な高濃縮ウラン(HEU)を作る装置だ。韓国国防安保フォーラム(KOEDF)はこの写真を分析した結果、遠心分離機を一つにつなぐ中央配管網の直径が小さくなり、モニター装置の配線が変更された形跡が識別されたと発表した。KOEDFのシン・ジョンウ事務局長は、「これまで公開された施設より面積は狭いが、遠心分離機の台数は同じ規模と推定される」とし「処理容量を増やし、93%以上の兵器級高濃縮ウランの濃縮時間を短縮する意図とみられる」と述べた。

同紙は同施設の場所や生産能力を含む具体的な情報を公開しなかったが、政府は北朝鮮が2024年から昨年までに寧辺(ニョンビョン)核施設内に新しく建設したウラン濃縮施設である可能性に重きを置いて精密分析に入った。これに先立ち北朝鮮は2024年9月と昨年1月にも金正恩委員長の核物質生産施設訪問を伝えながら異例にもHEU生産施設内部を公開した。向上したHEU生産施設を誇示することで、自国の核武力増強の意志を改めて示したという分析が出る理由だ。

一部では金正恩委員長のこうした動きについて、2、3日にソウルで韓国の原子力潜水艦建造と原子力協定改定のための協議を行った韓米に向けたものではないかとの解釈も出ている。慶南大学極東問題研究所のイム・ウルチュル教授は「自国の核兵器の増産速度が韓米の原子力潜水艦関連の議論よりも速いという点を誇示する狙いがあるようだ」と話した。



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