5日午前8時55分ごろ、警察が蚕室7洞(チャムシルチルドン)第2投票所から投票箱を搬出している。ハン・チャンウ記者
この日午前、ソウル警察庁機動隊と松坡警察署は約1000人の警察力を動員し、ソウル松坡区・宇成(ウソン)アパート敬老堂(高齢者会館)に設置された蚕室7洞第2投票所前へ進入し、投票箱2個をすべて搬出した。警察は投票所を封鎖していたデモ隊を4人1組で1人ずつ排除する過程で出入口を塞いで横たわるデモ隊ともみ合いになった。
警察機動隊の進入前、投票所前には不正選挙を主張するユーチューバーや一部市民約300人が集まり、投票所前を塞いでいた。一部デモ隊は投票所前であらかじめ準備した約100脚のプラスチック製簡易椅子に座り、長期戦に備えている状況だった。早朝の突然の機動隊投入に対し、一部デモ隊がこれを阻止したため、投票所前は一時騒然となった。
警察が「投票箱護送現場の秩序維持に協力してほしいとの選挙管理委員会からの明示的な協力要請を受けた」とし、「投票箱搬送車両の通行路確保に必要な警察措置に協力してほしい」と解散放送を始めると、デモ隊は愛国歌を歌いながら警察と対峙した。一部デモ隊は投票所入口で腕を組んだまま横たわり、警察の進入を阻止しようとした。
多数のデモ隊が投票所入口を塞いだため、一部警察は投票所裏門からの進入を試みた。しかし、そこでも数十人のデモ隊が立ちはだかり、対峙はしばらく続いた。デモ隊は愛国歌を歌いながら、「警察は国民の杖ではないのか」「阻止しろ」と叫び、投票所を激しく取り囲んだ。
デモ隊による封鎖が長引くと、警察機動隊は4人1組で裏門を塞いでいる人々を1人ずつ抱え上げて移動させ始めた。この過程でデモ隊は悲鳴を上げたり、「選挙権を保障しろ」と叫んだりしながら抵抗した。一部デモ隊は「不当な命令は拒否できなければならない」と主張した。
警察は機動隊投入から1時間で裏門に集まっていたデモ隊を解散させ、搬送車両に投票箱を積み込んだ。この投票箱には、搬出された約2000人分の投票用紙が入った投票箱2個が含まれており、その開票を終えて初めて、呉世勲(オ・セフン)国民の力ソウル市長候補の当選が法的に確定する。
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