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【社説】6・3選挙で合格点を受けた李在明政権1年、より大きな責任を負う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

共に民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)総括常任選挙対策委員長と韓秉道(ハン・ビョンド)共同常任選対委員長が3日、国会議員会館に設置された第9回全国同時地方選挙・国会議員再補欠選挙の開票状況室で出口調査の結果を見ている。 イム・ヒョンドン記者

共に民主党が第9回全国同時地方選挙で広域自治体16カ所の首長の大部分を占める圧勝を収めた。昨年の大統領選挙と同じ日に行われた今回の選挙は、地域の担い手を選出する選挙であると同時に、李在明(イ・ジェミョン)政権1年に対する評価の意味を持つ。有権者は李在明政権の国政運営に合格点を与えたとみられる。また、与党圧勝の背景には、戒厳(12・3戒厳令)の後遺症から抜け出せず代替勢力として定着することに失敗した国民の力に対する有権者の冷徹な審判も共に作用したことを否めない。

通常、政権発足から1年ほど経過して行われる地方選挙は与党に力を与えるケースが多い。民主党は16の広域自治体の首長のうち大邱・慶尚北道と慶尚南道を除いて勝利すると予想され(4日午前1時基準)、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足直後の2022年地方選挙(国民の力が12対5で勝利)当時よりも大勝した。今回の圧勝で民主党は行政府と立法府に続いて地方行政まで掌握する超巨大与党としての地位を確立することになった。


大きくなった力には、より大きな責任が伴う。民主党は今回の勝利を与党に対する無限の支持と判断し、独善と独走へと突き進む選択をしてはならない。特に絶対多数の議席を占める国会の「立法暴走」の誘惑に駆られてはならない。今後、検察改革や不動産税制の改定、捏造起訴特検法など論争を呼ぶ立法を加速させるだろうが、選挙前の反対世論や民心の動向に耳を傾ける必要がある。選挙の1カ月前、捏造起訴特検法案に対する世論が悪化すると、速度調整を宣言しながら「特検法の処理時期や手続き、内容に関しては、地方選挙後に国民と党員の意見を収拾し、熟議の手続きを経て判断する」とした約束を守らなければいけない。当時の判断は今回の勝利で重大な転換点となった。検察の補完捜査権といった検察改革の過渡期的な法案なども、国民の利益を最優先にするという選挙前の約束を忘れてはならない。歴史的な圧勝に酔いしれて傲慢と独善に陥ってはならない。


与党の圧勝は野党の惨敗を意味する。冷静に振り返ると、野党の敗北は自業自得の側面が大きい。民心の恐ろしい審判は保守の心臓と呼ばれる大邱を含め、国民の力の地盤である嶺南(ヨンナム)圏を直撃した。大邱で歴代選挙のうち最も多くの票を獲得し、大接戦を繰り広げたのは、韓国政治が陣営のくびきから脱することを望む国民の声が反映された結果だ。釜山や蔚山、慶尚南道で民主党に苦戦した状況は、12・3戒厳状況を収拾する過程で国民の常識的な目線に合わせず、強硬な支持層に振り回されて合理的な保守有権者を失望させた結果とみられる。

最大野党の支離滅裂な姿はそのまま民主党の反射利益となった。国民の力は「内乱勢力」という汚名をそそぐことができず、党指導部が分裂したことで惨敗を自ら招いた。終盤に支持層が結集したことで支持率の差を縮めたように見えるが、現在のリーダーシップでは保守の再建を具現化するのは難しいという冷徹な審判が下された。張東赫(チャン・ドンヒョク)国民の力代表の進退に関する論議も避けられない。地方選挙の勝利でさらに強い力を手にした李在明政権と民主党を健全に批判・牽制できる最大野党の役割がいつになく急務となった。

民主党の勝利は、実用を掲げた李在明大統領が「働く政府」のイメージを国民に与えた影響が大きい。民主党が選挙のフレームとして「仕事ができる地方政府を選ぶ選挙」とした点も功を奏した。絶大な力を持つことになった政府・与党と地方政府がする仕事は、権力者のためではなく、ひたすら国民のためのものでなければいけない。国民を失望させれば民心はいつでも背を向けるという真理を忘れないでほしい。



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