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フアンCEOの一言で500億ドルの急騰…韓国では追跡サイトも登場、豚肉関連株まで動く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

エヌビディアのジェンスン・フアンCEO(左)が台北で開かれたコンピューテックス2026でマーベルのマット・マーフィーCEOと握手している。[写真 AP=聯合ニュース]

人工知能(AI)半導体ブームの中心に立つエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)の動きに韓米の証券市場が同時に揺れ動いている。企業の業績や財務諸表よりもフアンCEOの発言とスケジュールが株価を動かす、いわゆる「ジェンスン・フアン効果」だ。

フアンCEOは2日に台湾の台北で開かれた「コンピューテックス2026」で米半導体企業マーベル・テクノロジーについて「1兆ドル規模の企業に成長するだろう」と評価した。この日マーベル株価は33%急騰し3年ぶりの1日上昇率を記録した。時価総額は1日で約500億ドル(約8兆円)増えた。ブルームバーグは「ジェンスン・フアンが口を開くと500億ドルがあふれた。マーベルがどんな会社なのかも知らない投資家が、ジェンスン・フアンが好意的に語るだろうという期待感だけで株を買ったようだ」と指摘した。


韓国証券市場も「ジェンスン・フアン効果」で好況に沸いている。最近オンラインには「ジェンスン・フアンの足跡」というサイトまで登場した。このサイトは4日に訪韓するフアンCEOの予想訪問地とスケジュールを地図で表示し、関連企業の株価の動きをリアルタイムで追跡する。累積アクセス数は3日午後2時基準で4万人を超えた。企業の業績発表や政策日程ではなく特定のCEOの動き自体が投資情報として消費されているわけだ。


フアンCEO訪韓が伝えられた後、LGエレクトロニクスとネイバー、斗山(トゥサン)ロボティクスなどいわゆる「ジェンスン・フアン関連株」は急騰傾向を見せた。フアンCEOのロボット産業関連発言と主要グループオーナーとの会合計画が投資心理を刺激した。LGエレクトロニクスはフアンCEOと具光謨(ク・グァンモ)LGグループ会長の会合への期待感から2日連続でストップ高を記録したが、2日には取引時間中に15%以上上がったが、利益確定売りの動きが入り上昇幅を3.15%に減らした。急騰銘柄の相当数が同様の流れを見せ変動性が拡大した。キウム証券のハン・ジヨン研究員は「業績よりナラティブが市場を動かすマルチプル市場では変動性が拡大する傾向がある」と診断した。

過熱様相は「サムギョプサルテーマ株」にまで広がった。フアンCEOが具会長と崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長、李海珍(イ・ヘジン)ネイバー理事会議長とソウル・聖水洞(ソンスドン)のサムギョプサル店で会合をするという話が広がり、2日は先進(ソンジン)が4.75%、とウリソンF&Gが6.61%など豚肉関連株もともに上昇した。昨年フアンCEOの訪韓時にサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長との「チメク会合」を契機にチキン関連株が急騰したのにともなう学習効果だ。

市場の一部ではAIラリーが少数の企業と特定人物に対する期待感に過度に依存しているという懸念も出ている。米オンライン投資コミュニティのレディットでは、マーベルの株価が急騰したことをめぐり「市場が狂った」「市場がおかしくなった」という反応が相次いだ。ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモンCEOはCNBCとのインタビューで、AI投資ブームについて「いまは恐れるより貪欲がはるかに大きい時期」と評価した。



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