スコット・ベッセント米財務長官が28日(現地時間)、ワシントンDCのホワイトハウスで記者会見を行っている。[AP=聯合ニュース]
ベッセント長官はこの日、ホワイトハウスで行った記者会見で、「イランとの暫定合意案が議論されているのか」との質問に対し、「双方の交渉チームは引き続き協議を交わしている」とし、「トランプ大統領は悪い合意を受け入れないだろうし、米国民のために素晴らしい合意を導き出すだろう」と答えた。
◇ベッセント長官「トランプ大統領は悪い合意をしない」
ベッセント長官は、「イランとの暫定合意に達したのか確認してほしい」との追加質問に対し、「すべては大統領が何を望むかにかかっている」、「すべては大統領の決定次第だ」と繰り返し述べた。
これに先立ち、この日、米オンラインメディアのアクシオスやAP通信、ニューヨーク・タイムズ(NYT)などは、米国とイランが休戦期間を60日延長し、イラン核プログラム廃棄に向けた協議を本格化する内容の了解覚書(MOU)について暫定合意しており、トランプ大統領はまだ最終承認を下していない状態だと報じた。トランプ大統領は仲介者らに対し、「数日間考える時間をほしい」と伝えたという。
◇「平和合意は不可能と判断すれば軍事行動再開」
ベッセント長官は、「トランプ大統領は60日間の休戦延長案についてどのような意思を示したのか」との質問に対し、「今日は大統領に会っていない」として即答を避けた。ベッセント長官はまた、トランプ大統領が前日のホワイトハウス閣議で、「私は(11月の)中間選挙は気にしていない」と述べ、選挙を意識して合意を急ぐ考えはないとしたことについて、「われわれは中間選挙で良い結果を出すこともできるし、同時に(米国とイランの間で)何らかの合意が成立する可能性もあるということだ」と説明した。
ベッセント長官は合意の可能性を示唆する一方、不成立となれば軍事攻撃が再開されるとも述べた。ベッセント長官は、「現在のイランは、選挙で選ばれた政府、イスラム革命防衛隊(IRGC)、聖職者層という3つの柱で成り立っているが、これらの間で意思疎通に問題が生じている」とし、「われわれは忍耐強く対応しているが、その忍耐にも限界がある。トランプ大統領が平和合意を成立させることができないと判断すれば、軍事行動に戻ることになる」と述べた。
ベッセント米財務長官「合意の可能性あるが、トランプ氏の意思次第…忍耐には限界がある」(2)
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