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トランプ氏「終わらせることだってできる」発言から6時間後にイラン攻撃…「ホルムズのてこ」争い(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ドナルド・トランプ米国大統領が27日(現地時間)、ワシントンD.C.のホワイトハウスで開かれた閣議中、指で一方を指している。ロイター=聯合ニュース

米国とイランの終戦交渉が土壇場で難航を繰り返す中、米軍は27日(現地時間)、ホルムズ海峡に面したイランの海軍拠点を攻撃した。25日にイラン南部地域のイラン機雷敷設艦とミサイル発射台を狙った限定的な攻撃を行ってから、わずか2日後の追加空爆だ。

米国は「防御的措置」と説明したが、相次ぐ軍事行動によりホルムズ海峡の緊張感は再び高まっている。今回の米軍の攻撃については、交渉の核心争点であるホルムズ海峡でイランの脅威要因を除去することで、交渉力を高めようとする狙いがあるとの分析が出ている。


◇米「防御的性格…停戦維持が目的」


この日、ロイター通信とCNNによると、米国は自国軍およびホルムズ海峡を航行する商船に脅威となると判断したイラン南部の海軍施設を攻撃した。CNNは米当局者の発言を引用し、「米軍は脅威となっていたイランの攻撃用ドローン4機を撃墜し、5機目のドローンを発射しようとしていたイラン南部の港湾都市バンダルアバスの地上管制所を攻撃した」と報じた。

この当局者は「純粋に防御的性格を持つものであり、停戦維持のためのものだ」と述べた。イランの半官営ファルス通信も、現地時間28日午前1時30分(米東部時間27日午後6時)ごろ、バンダルアバス東部で3回の爆発音が聞こえ、その後数分間、防空システムが作動したと報じた。

イランのイスラム革命防衛隊は、米国の攻撃に対応して攻撃元である米空軍基地に反撃を加えたと明らかにした。イラン国営放送などによると、革命防衛隊は同日午前4時50分ごろ、ある米空軍基地を標的攻撃したと発表した。攻撃対象となった基地の具体的な位置は明らかにしなかった。

革命防衛隊は今回の米軍攻撃を「侵略」と規定し、「このようなことが繰り返されれば、より決定的な対応が続くだろう」とし、「その結果に対する責任は侵略者にある」と主張した。

◇トランプ氏、閣議で「中間選挙は気にしない」

この日の米国による攻撃は、トランプ大統領がホワイトハウスの閣議で対イラン強硬メッセージを浴びせた直後に行われた点で注目される。トランプ大統領はこの日、終戦交渉の状況について「これまでのところ、われわれが満足できる水準には達していない」「イランはわれわれに渡すべきものを渡し始めた。それは良いことだが、そうでなければ私の左側にいる人物(ピート・ヘグセス国防長官)が彼らを終わらせることができるだろう」と語った。米国が要求する水準の合意案に達しない場合、民間インフラまで破壊する大規模な攻撃を再開するという意味だ。

トランプ大統領はまた、米国の11月中間選挙をイランが交渉のてことして利用しているとの認識を示し、「イランは待てば勝てると思っているが、私は中間選挙など気にしていない」と述べ、選挙を意識して合意を急ぐ考えはない点も強調した。米軍がイラン南部の戦略拠点を攻撃したのは、トランプ大統領のこうした発言から約6時間後だった。

◇攻撃ターゲット、ホルムズに隣接するイランの戦略拠点

今回の攻撃対象となったバンダルアバスは、ホルムズ海峡北側海岸に位置するイラン最大の港湾都市だ。イラン海軍と革命防衛隊海軍地域司令部が置かれた核心軍事拠点であり、イランがホルムズ海峡封鎖に活用するミサイル・ドローン・高速艇戦力の相当数がここを拠点として運用されている。同時にイラン輸出入物流の核心軸でもある。コンテナ取扱量の相当部分を処理する港湾であり、軍事・経済機能が複合的に結合した拠点地域とされる。

米国がこの地域に対して精密攻撃を加えたのは、ホルムズ海峡でイランが保有する実質的な攻撃手段を除去することで、米国の交渉力をさらに高める目的があるとみられる。ドローンや機雷、小型高速艇は、イランが低コストで海峡を脅かすことができる代表的な非対称戦力だ。


トランプ氏「終わらせることだってできる」発言から6時間後にイラン攻撃…「ホルムズのてこ」争い(2)

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