朴槿恵(パク・クネ)元大統領が27日、慶尚南道の晋州中央市場を訪問し、朴完洙(パク・ワンス)国民の力慶尚南道知事候補、ハン・ギョンホ晋州市長候補の応援演説をし、市民と握手した後、腕の痛みのため苦痛の表情を見せている。[ニュース1]
74歳の朴元大統領は今月23日に大邱の七星(チルソン)市場を訪問したのに続き、忠清北道・大田・忠清南道(25日)→慶尚南道晋州および蔚山・釜山(27日)と強行軍を続けている。支持者らとの相次ぐ握手で腕を痛めて顔をしかめる写真が話題になったりもした。
27日午後、朴元大統領の釜山機張(キジャン)市場訪問には朴亨峻(パク・ヒョンジュン)釜山市長候補と朴敏植(パク・ミンシク)釜山北甲国会議員候補も同行した。マイクの前に立った朴元大統領は「チャガルチ市場と亀浦(クポ)市場も今日(27日)行きたかったが、諸事情で行くことができず残念だ」と話した。続いて「朴亨峻市長候補がこれからも釜山の発展のために多くの仕事をすると信じている」として支持を訴えた。ハ・ジョンウ民主党候補、韓東勲(ハン・ドンフン)無所属候補と競合している朴敏植候補については「朴候補の父親がベトナム戦争に参戦して戦死したことを知っている」とし「朴候補に奉仕する機会が与えられれば国をしっかりと守り抜くはず」と強調した。朴元大統領は28日には江原道原州(ウォンジュ)を訪れ、金鎮台(キム・ジンテ)江原道知事候補を支援する予定だ。
元・現大統領の登場に対し、与野党は互いに牽制球を投げ合った。国民の力の宋彦錫(ソン・オンソク)院内代表はフェイスブックに「大統領は不法な選挙介入を即刻中断し、民心に寄り添いながら国政に専念することを望む」と投稿した。一方、民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)代表は「国政壟断で国民を失望させて弾劾された大統領が恥じることもなく歩き回っている」と批判した。
2人が選挙戦の前面に登場したのは韓国政治の現実を浮き彫りにしているという指摘もある。ザ・モアの尹太坤(ユン・テゴン)政治分析室長は「強硬派支持層の支持を受けた民主党の鄭清来代表と、国民の力の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表が選挙の核心要衝地で歓迎されていない現実そのものが韓国政治の矛盾した状況を表している」とし「極限へと突き進む強硬派党員中心の政治の限界が如実に確認されている」と指摘した。
「象徴資本」として扱われるべき大統領職が選挙に利用されたという批判も免れない。ミン・コンサルティングのチョ・グィドン戦略室長は「統合の象徴であるべき現・元大統領が選挙で大きな注目を集めること自体が不適切だ」とし「2人が登場した以上、釜山・蔚山・慶南選挙の政治的な意味が一気に高まった状況」と分析した。韓国外国語大のイ・ジェムク政治学科教授は「両党が元・現大統領に露骨に依存し、地方選挙の新たな変曲点が生じた」とし「それだけ選挙結果に対する両党の負担も膨らんだ」と話した。
李在明vs朴槿恵マーケティング戦争…韓国地方選で現・元大統領代理戦(1)
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