韓国潜水艦「安昌浩」でカナダ海軍将校(右)が韓国海軍と対話している。 [写真 海軍]
潜水艦に乗ってハッチを開くと、1人が通れるほどの高さ3メートルの垂直通路が見えた。はしごを下りていくと潜水艦特有の狭い廊下が伸びていた。廊下は乗組員居住エリア→戦闘指揮室および操縦室→艦長室→機関制御室とつながる。船室は2人部屋、5人部屋、10人部屋に分かれていた。船室ベッドは狭く見えた。海軍側は「カナダの潜水艦と比較すれば広い方」とし「欧州の人の体格に合わせた規格」と伝えた。
「島山安昌浩」の航海距離は約1万4000キロで、韓国潜水艦史上最も長い。60日間の航海中、潜航期間は99.5%になるというのが海軍の説明だ。こうした潜航能力の核心は「非大気依存推進(AIP)」だ。一般のディーゼル潜水艦は外部の空気を取り入れてエンジンを稼働するが、「安昌浩」は積載した水素と酸素を活用した燃料電池で長距離を運航できる。潜水艦の核心、ソナー・戦闘体系を統合運用する最先端装備も備えている。今回の航海中「安昌浩」は模擬戦時を想定した状況下で戦術指揮統制自動化システム(C4I)を通じてカナダ太平洋司令部との交信に成功した。
パッチェル司令官はこの日、「(「安昌浩」に乗った)カナダ人乗組員の言葉を借りると、今回の経験で学んだのはカナダにも新しい潜水艦が必要ということ」と述べた。最大60兆ウォン(約6兆3000億円)規模の「カナダ次期潜水艦導入事業(CPSP)」の受注戦に韓国(ハンファオーシャン・HD現代重工業コンソーシアム)が参入する中、「安昌浩」が韓国製潜水艦の技術力をアピールする契機になったとの評価が出ている。CPSPとはカナダが最大12隻のディーゼル潜水艦を導入する事業だ。韓国とドイツのティッセンクルップ・マリン・システムズが最終候補として競合している。
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