25日(現地時間)、英ロンドンで猛暑の中、観光客が記念品販売店の前を通過している。 [ロイター=聯合ニュース]
英BBCは25日(現地時間)、「ロンドンの日中の最高気温が33.5度を超え、5月の歴代最高気温を更新した」と報じた。これまでの最高記録は1922年の32.8度だった。前日、イングランドの8地域は猛暑となり、ウェールズと北アイルランドではそれぞれ27.4度、23.4度と今年の最高気温を記録した。スコットランド、北アイルランド、ウェールズの大部分の地域とイングランド北部地域では3日連続で25度を、残りの地域は3日連続で26~28度を超えると「猛暑」と記録される。
英保健安全保障庁(UKHSA)は22日、ウェスト・ミッドランズやイングランド東部、ロンドンなどに猛暑予報アラートシステムで2番目に高い「アンバー警報」を発令した。その他の地域にはこれより一段階低い「イエロー警報」が出された。アンバー・イエロー警報が発令された時期としては歴代最も早い。
フランスでも5月の歴代最高気温を更新する都市が相次いでいる。フランス気象庁は24日、「少なくとも10地域で5月基準の歴代最高気温が観測された」と発表した。23日にはパリの日中の気温が今年初めて30度を超え、31.9度まで上がった。またパリで開催されたアマチュアマラソン大会で男性1人が死亡し、10人が病院に搬送されたと、現地メディアが24日報じた。
イタリアではローマを含む一部の地域で午後12時30分から午後4時まで農場や工事現場、物流現場などでの長時間作業を制限するよう当局の勧告が出された。昨年はこれと似た措置が5月30日から施行された。ポルトガルの一部の地域の日中の最高気温は40度まで上がると予想され、スペイン南部地域でも38度に迫る猛暑が予報された。
◆晩秋のペルー36度…インドでは37人死亡
ペルーは首都リマを含む海岸・山岳地域で平年を上回る高温現象が表れ、当局が猛暑警報を発令した。南半球に位置するペルーは現在、晩秋にあたる。リマの5月の平均日中最高気温は通常22~24度であり、北部海岸の主要都市も20度台後半を維持する。しかし今年は一部の地域で気温が最高36度まで上がると予報された。
ペルー気象庁(SENAMHI)は24日、「北部・中部・南部海岸と一部のシエラ(山岳)地域にアンバー警報を発令した」と明らかにした。アンバー警報はレッド警報に次いで2番目に高いレベルの警報だ。
猛暑の日に最高気温が50度前後にまで上がるインドでは最近、熱中症で37人が死亡した。中国の新華社通信は24日、「インド南部テランガナ州では猛暑で16人の死者が発生した」と報じた。隣接するアンドラプラデシュ州でも最近、熱中症で21人が死亡した。今回の猛暑はインド全域で先月から続いている。
世界的な異常高温現象は複数の要因が複合的に作用した結果だが、核心は地球温暖化だ。AP通信は「地球温暖化が深刻化し、極端な異常気象が頻繁に発生している」とし「前例のない致命的な極端気象現象がより多くの人々を危険にしている」と伝えた。
最近はエルニーニョ現象も影響を及ぼした。エルニーニョは赤道付近の太平洋海面水温が平年より高くなる現象で、世界の大気循環を変えて異常気象を引き起こす可能性がある。CNNは「地球はますます速いペースで暑くなっている」とし「強いエルニーニョはこれを加速させるだろう」と分析した。
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