20日午後、水原(スウォン)総合運動場で行われた2025-2026アジアサッカー連盟(AFC)女子チャンピオンズリーグ(AWCL)準決勝の水原FCウィメン-ネゴヒャン女子蹴球団の試合で、共同応援団が両チームを応援する横断幕を広げて応援している。 [ニュース1]
しかし返ってきたのは徹底した冷遇だった。北朝鮮サッカー団は今大会の優勝賞金100万ドル(約1億5900万円)を手にした後、記者会見では終始高圧的な態度を貫いた。イ・ユイル監督は、韓国の記者が「北側の女子サッカーは以前から水準が高い」と質問を切り出すや否や、「国号を正しく使ってほしい。あの人の質問は受け付けない」と言い放ち、会見場を蹴って出て行った。イ監督は2年前のアジア大会でも同じように難癖をつけて記者会見を拒否した。客としての礼儀も、スポーツマンシップも見る影もない態度だった。
南北交流行事で互いを「南側」「北側」と呼ぶことは古くから確立された慣行であるが、北朝鮮が「2国家論」を持ち出すようになってからは、スポーツ交流においても永遠に他人だとして差し伸べられた手を振り払い続けている。北朝鮮選手団は翌日、空港に見送りに来た市民団体のメンバーたちにも一瞥もくれなかった。韓国側が示した誠意に、徹底した無視と冷遇で答えたのだ。
南北対話の通路が断たれた状況で、スポーツや民間交流だけでも続けようとする韓国政府の苦悩が理解できないわけではない。冷戦時代にもスポーツは閉ざされた扉を開く小さな契機となることがあった。しかし相手が繰り返し振り払うにもかかわらず手を差し伸べ続ける姿は、対話ではなく一方的な求愛に近い。手は手のひらを合わせて打ってこそ音が出るものだ。
政府は北朝鮮との交流再開の扉は開けておくべきだが、やみくもにすがりついてはならない。ともすれば笑いものになりかねないこうした一方的な求愛を、北朝鮮がどう見ているかも一度は考えてみるべきだ。相互尊重と対等な格式が保証されて初めて、韓国も相応の支援と歓待で応じる「原則ある対北基調」が切実に求められる。品格を失った対北政策は国民の同意を得ることはできない。
この記事を読んで…