ドナルド・トランプ米大統領が21日(現地時間)、ワシントンDCのホワイトハウス執務室で記者団と対話している。[AP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで行った記者団との対話の中で、「現在交渉中なので見守る必要があるが、われわれはいかなる形であれ成し遂げる」とし、「イランの核兵器保有を阻止しなければならないということ以上に重要なことは思い浮かばない」と述べた。続けて、「イランが高濃縮ウランを引き続き保有できるのか」という記者の質問に対し、「できない」とし、「われわれが持っていく。確保した後、おそらく破壊するだろう」と答えた。
トランプ大統領は、イランの核兵器禁止と、準兵器級と評価される60%濃縮ウラン約440キログラムの引き渡しを、米国が譲歩できない条件である「レッドライン」に設定し、イラン側に受け入れを迫ってきた。
◇トランプ氏「イランとの戦争、非常に近いうちに終わる」
トランプ大統領は、イランとの戦争が早期に終結するとの見通しも示した。トランプ大統領は、昨年の就任以降、新たな規制を1つ新設するたびに43〜44の既存規制を廃止する形で規制緩和を進めるなど、企業寄りの政策によって米国の就業者数がかつてないほど増えたとし、「これはイランとの対立状況の中でも同じだ。この対立は近く、非常に近いうちに(very soon)終わる」と述べた。続けて、「その対立が終われば、ガソリン価格は今よりさらに下がるだろう」と語った。
トランプ大統領は、イランがホルムズ海峡での通行料徴収制度を推進している状況に関連しては、「われわれは海峡が開放され、自由に通行できることを望んでいる」とし、「通行料を払わせたくない。ホルムズ海峡は国際水路だ」と答えた。
◇ルビオ氏「イランが通行料徴収を推進すれば合意不可能」
マルコ・ルビオ国務長官はさらに踏み込み、イランがホルムズ海峡の通行料徴収を推進するなら、外交的合意は不可能になるとの見解を示した。ルビオ長官はこの日、北大西洋条約機構(NATO)外相会議出席のためスウェーデンへ出発する前、記者団と会い、「われわれは海峡での通行料徴収は容認できないと述べてきたが、単なる言葉だけではない。世界のどの国も支持していない」と述べた。
ルビオ長官は、今回のNATO外相会議で、一部加盟国がホルムズ海峡の航行安全確保に向けた米国の協力要請を拒否したことについて問題提起する考えも示した。ルビオ長官は、「イランは米国本土には届かないものの、欧州にまで届くミサイルを保有している。それなのに、われわれが実際に動いて何かをしようとすると、皆引いてしまう」とし、「われわれはその点に非常に憤っており、(トランプ)大統領もその立場を繰り返し示してきた」と述べた。
イランとの終戦交渉に関連しては、仲介国であるパキスタン側がこの日イランを訪問する予定だと聞いているとし、「いくつか良いシグナルはあるが、過度に楽観視したくはない。数日間どのようなことが起こるのか見守ろう」と語った。
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