22日、スイス・ダボスフォーラムに出席したテスラ(Tesla)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)。EPA=聯合ニュース
ロイター通信などは20日(現地時間)、スペースXが米国証券取引委員会(SEC)に本格的な上場手続きを進めるため投資説明書を提出したと報じた。
スペースXはナスダックで「SPCX」の銘柄コードで上場する計画だ。この投資説明書によると、スペースXは種類株式による議決権構造を導入する。
一般投資家には1株当たり議決権1個を付与するクラスA株式を販売し、マスク氏と少数の内部関係者は1株当たり議決権10個が与えられるクラスB株式を保有することになる。
ロイター通信によると、スペースX株式の相当部分が個人投資家に割り当てられ、6月に開かれる投資説明会には個人投資家のみ約1500人を招待する計画だ。
マスク氏が全議決権の85.1%を保有し、本人を除いては誰もマスク氏を解任できないようにした。
スペースXの売上高や収益構造、今後の目標に関する詳細事項も公開された。
提出書類によると、今年1-3月期の営業損失は19億4300万ドル(約3000億円)だった。
売上高全体は46億9400万ドルで、このうちスターリンクなど衛星通信事業の売上高が32億5700万ドルと大部分を占めた。人工知能(AI)売上高は8億1800万ドル、宇宙部門は6億1900万ドルだった。
スペースXは小惑星採掘、月・火星でのエネルギー生産などを未来事業として提示し、惑星間旅行にも言及した。
火星に恒久的な基地を構築し、100テラワット規模の宇宙データセンターを建設するという巨大な目標を実現した場合にのみ、CEOであるマスク氏が相当な金銭的報酬を受け取れるようにした。
上場に成功した場合、スペースXの企業価値は1兆7500億ドルに達すると予想され、今年のIPO市場で最大の注目を集めている。
スペースXは来月4日に投資家向けロードショーを開始し、早ければ12日に上場する見通しだ。
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