19日(現地時間)、米ホワイトハウス宴会場工事現場で取材陣と対話するトランプ大統領 [ロイター=聯合ニュース]
トランプ大統領は同日、ホワイトハウスの宴会場の工事現場に記者団を呼んで行った対話で「私はすでに(イランへの攻撃再開)決定を下していたが、昨日(湾岸諸国の首脳らから)『イランとの交渉が妥結しそうだ。あと数日だけ時間が欲しい』という電話を受けた」とし「(イランへの攻撃再開まで)残り1時間という時だった」と語った。
続いて「私は2、3日、おそらく金曜日や土曜日、あるいは来週初めという一定期間(の猶予)を話している」とし「我々は彼ら(イラン)に核兵器を持たせるわけにはいかないからだ」と述べた。トランプ大統領は前日、ソーシャルメディアを通じて、カタール国王、サウジアラビア皇太子、アラブ首長国連邦(UAE)大統領から、19日に予定されていたイランへの攻撃再開を保留してほしいとの要請を受けたとし、彼らに対する敬意からイラン攻撃を行わないよう指示したと明らかにしていた。
米オンラインメディアのアクシオスによると、トランプ大統領は前日の攻撃猶予決定後、国家安全保障チームを招集して交渉の現状を点検し、イランに対する多様な軍事的オプションを議論した。安全保障チームの会議にはJ・D・バンス副大統領、ルビオ国務長官、ヘグセス国防長官、ケイン統合参謀本部議長、ラトクリフ中央情報局(CIA)長官、ウィトコフ中東特使らが出席したという。
トランプ大統領が軍事オプションに関する報告を受けた事実は、攻撃再開を真剣に検討していることを示唆するものだと、アクシオスは報じた。また同メディアは湾岸諸国の首脳らから攻撃保留の要請を受けた時はすでに攻撃を決定した時点だったというトランプ大統領の発言とは異なり、一部の当局者らは大統領が前夜の安全保障チームの会議で攻撃の決定を下すと予想していたと伝えた。
トランプ大統領はこの日、交渉が決裂した場合には早期に軍事攻撃を再開することを繰り返し示唆した。トランプ大統領は「彼ら(イラン)は交渉の席に出てきて合意しようと懇願している」とし「もしかすると、彼らにもう一度大きな打撃を与えなければならないかもしれない」と述べた。大規模な軍事攻撃再開の可能性を示唆することでイランが合意するよう圧力を加える狙いがあるとみられる。
トランプ大統領は「誰もがこの戦争は支持されないと言うが、ロサンゼルス(LA)を焦土化させ、主要都市を一瞬にして破壊しかねない核兵器と関連していると聞けば大きな支持を得るだろう」と語った。また、今月14、15日に行われた中国の習近平国家主席との首脳会談で習主席がイランに武器を送らないと約束し、「その言葉を信じる。感謝している」と述べた。
トランプ大統領「イラン攻撃の1時間前に保留」…バンス副大統領「軍事作戦の準備完了」(2)
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