11日、米カリフォルニア州バーバンクのガソリンスタンドにガソリン価格が表示されている。[写真 AFP=聯合ニュース]
国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は18日にフランスのパリで開かれた主要7カ国(G7)財相・中央銀行総裁会議で、「商業用原油在庫が急激に減っている。北半球の春の種まきと夏休みシーズンが始まればディーゼルと肥料、航空燃料、ガソリン需要が増え在庫がさらに速く減るだろう」と話した。IEAは今月石油市場報告書で3~4月に世界的に石油在庫が2億4600万バレル減少したと分析した。1日平均400万バレル前後減ったもので、過去最高の速度で減少中だ。
これはガソリン価格がすぐには下がらないことを意味する。戦争期間に底をついた商業用在庫と戦略備蓄を再び満たさなければならず、当分市中に放出する量より備蓄需要が大きくなりえるためだ。また、中東から原油を運び、これを精油所でガソリンにしてガソリンスタンドまで供給するのも通常受注から1カ月以上かかる。ロイターは「中東の戦争が終わっても原油輸送と正常化、すっかりなくなった在庫の復元に時間がかかりガソリン価格がすぐに戦争前の水準に戻るのは難しい」と指摘した。
国際原油価格の見通しも上がっている。HSBCは今年ブレント原油平均価格見通しを1バレル=80ドルから95ドルに引き上げ、供給支障が長引く場合には平均120ドルまで上がる可能性があると予想した。18日終値基準で、ロンドンICE先物取引所で7月引き渡し分ブレント原油は前日終値より上がった1バレル=112.10ドルで取引を終え、ニューヨーク商品取引所で6月引き渡し分ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)も1バレル=108.66ドルで引けた。
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