19日(現地時間)、コンゴ民主共和国・北キブ州ゴマで、バハティ・エラスト・ムサンガ知事(左)とM23反政府勢力の報道官ローレンス・カニュカ氏(中央)らが、エボラ疑い患者の検体を検査している国立生物医学研究所(INRB)ロドルフ・メリュー研究所を訪問した後、移動している。[ロイター=聯合ニュース]
19日(現地時間)、ロイター通信やAFP通信などによると、コンゴ民主共和国保健省は、これまでにエボラ疑い患者は513人、死者は131人に達したと明らかにした。
これは、15日にアフリカ疾病予防管理センター(アフリカCDC)が発表した疑い患者246人、死者65人と比べ、わずか4日で2倍以上に増えた数値だ。
コンゴ民主共和国のサミュエル・ロジェ・カンバ保健相は同日の記者会見で、「疑い症例や死亡者がすべて実際のエボラ感染によるものかについては、追加の検査が必要だ」と説明した。ただ、現在までの確定症例は、診断設備不足などにより33件にとどまっている。
感染地域も拡大している。最初の発生地である北東部イトゥリ州をはじめ、北キブ州ゴマやブテンボ、南キブ州などでも患者が報告された。隣国ウガンダでも、コンゴ民主共和国国籍の感染者2人が確認された。
WHOは17日、今回の事態について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。
テドロス・アダノム・ゲブレイェソスWHO事務局長は18日、スイス・ジュネーブで開かれた世界保健総会で、「今回の流行の規模と拡大スピードを深く懸念している」と述べた。
実際の感染規模は、発表された数値を大きく上回る可能性があるとの見方も出ている。英国・世界感染症分析MRCセンターは、潜伏期間中の患者まで含めれば、感染事例がすでに1000件を超えている可能性があると推定した。
今回拡大しているウイルスは、ワクチンも治療薬も存在しない「ブンディブギョ変異株」とされている。現時点では、接触遮断や患者隔離、対症療法以外に、有効な対応手段がない状況だ。
ウガンダは住民に対し、握手や抱擁を控えるよう勧告し、ルワンダはコンゴ民主共和国との国境を封鎖した。米国は、コンゴ民主共和国・ウガンダ・南スーダンに対し、最高レベルとなる「渡航禁止」警報を出した。
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