今年から北漢山(プカンサン)国立公園内での山岳マラソン大会の開催および参加が禁止され、北漢山国立公園事務所の職員らが現場で取り締まり活動を行っている。 [写真 北漢山国立公園事務所]
18日、国立公園公団によると、同公団の北漢山(プッカンサン)国立公園事務所は最近「仏水賜道北(仏岩山- 水落山- 賜牌山 - 道峰山- 北漢山)トレイルランニング大会」を主催する韓国山岳マラソン連盟に対し過料60万ウォン(約6万3500円)を科した。今月3日に北漢山国立公園内で山岳マラソン大会を開催したからだ。
北漢山国立公園事務所は今年から2030年まで北漢山国立公園の全区域で山岳マラソンを含む類似イベントの開催および参加を禁止した。違反した場合の過料は最大200万ウォン。北漢山国立公園事務所の関係者は「昨年末に禁止公告を出したが、山岳マラソン大会を強行した」とし「現場での取り締まりを通じて、国立公園の区域内で大会が開かれた証拠を確保し、江北(カンブク)区庁に過料処分の要請書を送った」と明らかにした。
◆北漢山、山岳マラソン5年禁止
山岳マラソン大会を全面禁止したのは全国24の国立公園のうち北漢山が初めてだ。北漢山国立公園事務所は、山岳マラソン参加者に対する一般登山客の苦情や自然破壊行為が相次いだため大会を5年間禁止することにした。実際、2023年にはマラソンコースを案内するために北漢山の岩などにラッカースプレーを吹き付ける事例が摘発されたりもした。
釜山(プサン)の金井山(クムジョンサン)国立公園でも今月9日、1500人規模の山岳マラソンイベントを控えて環境破壊の懸念が提起された。主催者側は結局、金井山の姑堂峰(コダンボン)や金井山城などを通過しない方向にコースを変更した。
◆「共存代案が必要」との主張も
トレイルランニングは都市の舗装された道路ではなく、山や森などの自然の中の多様な地形を走るスポーツだ。トレイルランニングの人気が高まり、全国主要国立公園を巡るトレイルランニング(山岳マラソン)大会も増えた。
しかし狭い山道を走るランナーが増えたことで、従来の登山客との衝突も発生した。山を歩きながら走ってくる大会参加者に道を譲らなければならず不便だという苦情や、「どけ!」というような高圧的な言葉を浴びせられたという声もあった。
論議を呼ぶと、国立公園公団も今年2月、全国の国立公園に対し「公園区域内での山岳マラソン大会開催を制限するべき」という内容の業務指針を出した。
国立公園公団のチャ・スミン環境管理部長は「米国やカナダでも国立公園を眺めながら走ることは推奨しているが、公園の内部を通過する大会は許可していない」とし「事故の危険や自然破壊を最小限に抑えられるよう、今後は低地帯の遊歩道や公園の進入道路に限り制限的に許可する方針」と述べた。
一方で、山岳マラソン大会を全面禁止するのは過度な規制という指摘もある。トレイルランニングの愛好家は「安全や環境破壊が懸念されるのであれば現場管理を強化するのが妥当だ」とし「歩く人も走る人も同じように山を愛しているのだから共存できる代替案を講じる必要がある」と主張した。
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