17日、コンゴからルワンダにつながる国境検問所。[写真 新華社=聯合ニュース]
新華社通信など外信によると、ルワンダ西部ルバブの市長は「コンゴのゴーマと、ルワンダのルバブ、ギセニの国境を連結する道路を一時的に閉鎖する。この措置は無期限で維持される」と明らかにした。
世界保健機関(WHO)は16日、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を宣言した。WHOによるとこの日基準でエボラが原因と推定される死亡事例は88件、症状事例は300件以上だ。
ただWHOは17日「どの国も国境を閉鎖したり旅行と貿易に制限を設けたりしてはならない」とし、ルワンダの国境閉鎖に懸念を示した。また「こうした国境閉鎖措置はたいてい恐れから始まり、科学的根拠がない。むしろまともな監視がない非公式国境ルートで人と物資が移動し疾病が拡散する可能性が高い」と批判した。
◇既存のワクチンと治療剤の適用検討…効果は未知数
エボラは感染者の血液や体液との接触で感染する感染症で、高熱、嘔吐、下痢、出血などを起こす。致死率は約50%に達する。
最近拡散しているエボラは変種であるブンディブギョ株で、承認された治療剤やワクチンがない。英感染症専門家サイモン・ウィリアムズ博士はガーディアンとのインタビューで「今回のエボラ拡散がこれまでより懸念されるのは、既存のエボラワクチンが適していないため」と話した。
治療剤やワクチンがない場合、感染者や感染が疑われる者を治療センターへ迅速に搬送して隔離しなければならない。しかしウイルス発源地であるコンゴは内戦などの理由でこうした対応が難しい状況だ。英イーストアングリア大学のポール・ハンター教授は、「コンゴは医療施設に対する攻撃が多い。そのため感染者が治療センターに行こうとしない傾向がある」と説明した。
WHOは「現在感知および報告されているよりはるかに大きい規模の発病の可能性があり、広域的に広がる危険が大きい」と警告した。検査対象者のうち陽性判定の割合が高い点、コンゴ国内の発源地イトゥリ州での死亡者発生とウガンダの首都カンパラでの拡散状況などを考慮した。イトゥリ州は南スーダンとウガンダとの国境に接し交通量が多い鉱山地域だ。WHOは「今回のエボラ拡散で東アフリカ地域が危険な理由」と指摘した。
韓国疾病管理庁はエボラの国内流入の可能性は低いとみている。疾病管理庁は17日に開かれた危機評価会議の結果このように評価するとし、公衆保健学的危険度を「低い」に設定したと明らかにした。エボラ発生地域がアフリカの一部に限定されており、感染者の血液や体液の接触を通じて感染する疾病である点を考慮するからだ。ただ「万一の状況に備えて対応を強化する」とし、危機警報を「関心」段階で発令し対策班を構成した。
一方、欧州でもハンタウイルス感染者が増え世界的に感染症拡散の懸念が大きくなっている。AP通信などによると、アルゼンチンを出港したオランダのクルーズ船と関連したハンタウイルス感染者はこの日基準で累積10人となった。クルーズ船搭乗後に隔離中だったカナダ人1人もこの日追加で暫定陽性判定を受けたことが確認された。
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