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韓国、異例の暑さに熱中症患者続出…死亡者も発生、過去最速

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソウルの昼の気温が31度まで上がるなど韓国各地で夏のような暑さとなった14日、ソウルの森で市民が暑さをしのいでいる。[写真 聯合ニュース]

韓国で全国的に5月中旬から最高気温30度前後の暑さが訪ねてきて熱中症警告灯が点灯した。今年の熱中症救急室監視体系が稼動した初日から患者が相次ぎ、過去最も早い時期に初めての死亡者も発生した。

韓国疾病管理庁によると、今年の熱中症救急室監視体系が始まった15日の1日だけで熱中症により救急室に運ばれた患者は7人と集計された。地域別ではソウルが2人、仁川(インチョン)が1人、京畿道(キョンギド)が4人だ。


初めての死亡推定事例も出た。ソウル・東大門区(トンデムング)の80代の男性が熱中症により死亡したものと報告された。熱中症救急室監視体系が始まってから年間で最も早い死亡事例だ。昨年初めての熱中症死亡者は6月18日に釜山(プサン)で発生したが、今年はこれより1カ月以上早かった。


死亡者が出た15日の全国の平均最高気温は28.2度だった。ソウルの最高気温は31.3度まで上がり平年より暑さが厳しかった。5月中旬なのに真夏のような暑さが現れ高齢層らの健康被害懸念が大きくなった。

熱中症は熱のために生じる急性疾患で、頭痛、めまい、筋肉のけいれん、疲労感などが代表的な症状だ。激しい場合には意識を失ったり死亡に至ることもある。熱中症は体温が40度以上に上がり中枢神経系異常が伴う救急疾患ですぐに治療が必要だ。

疾病管理庁は15日から全国516カ所の救急室運営医療機関とともに、熱中症救急室監視体系を稼動した。気候変動などにより猛暑が早い時期から始まり、当初5月20日だった監視体系開始日を昨年から5日前倒した。監視体系は9月30日まで運営される。救急室に来た熱中症患者の現況をリアルタイムで把握し、疾病管理庁のホームページを通じて1日の発生情報を公開する。

昨年の熱中症患者統計を基準として見ると、男性(79.7%)、65歳以上の高齢者(30%)の注意が必要だ。場所は屋外作業場(32.1%)、田畑(12.2%)、時間帯は午後2~5時に集中した。

専門家らは猛暑特報が発令されていなくても気温が高い日には屋外活動を減らして水分をこまめに摂取しなければならないと助言する。外出前に気温を確認し、太陽の光が強い時間帯には作業や運動を避けるのが良い。外出する際は日傘や帽子で太陽の光を避け、まぶしかったり気持ちが悪くなったりの症状が現れた場合にはすぐに涼しいところに移動して休まなければならない。

特に高齢者、子ども、妊婦、高血圧や糖尿病などの慢性疾患者は体温調節が円滑でなく熱中症に弱い。子どもや高齢者を密閉された家や自動車の中のように気温が高い場所に1人で置かないよう注意しなければならない。

疾病管理庁の林承寛(イム・スングァン)庁長は「熱中症は基本的な健康の心得だけしっかり守れば十分に予防できる。気温が高い日には無理な野外活動を避け、特に猛暑の露出に弱い層の健康状態を常に確認しなければならない」と話した。



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