2024年5月、北京を国賓訪問したロシアのプーチン大統領(左から2人目)と中国の習近平国家主席(右)が北京中南海で談笑している。 [EPA=聯合ニュース]
プーチン大統領の今回の訪中は今年最初の海外訪問日程であり、先日会談した米中首脳を意識して中国との戦略的密着関係を再確認するための動きという解釈が出ている。
中国国営の新華社通信は17日(現地時間)、「中国外務省はプーチン大統領が習主席の招待で19、20日に中国を国賓訪問すると発表した」と報じた。トランプ大統領が2泊3日の訪中日程を終えて今月15日に帰国してから4日後のことだ。ロシア大統領府は声明で「今回の日程は、2001年に締結されたロ中友好協力条約25周年を記念するため」と明らかにした。香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は匿名の情報筋を引用し、「閲兵式のような大規模な儀典行事は(日程に)含まれない可能性が高い」とし「今回の日程はロシアと中国の間の通常の日程」と伝えた。
プーチン大統領は訪中期間中、習主席と両国の懸案事項、両国の包括的パートナーシップおよび戦略的相互協力のさらなる強化案、主要な国際・地域情勢などについて議論する予定だ。両首脳は首脳会談の後、共同声明と政府省庁間の協力文書も採択する計画だ。
プーチン大統領の訪中は14日に開かれた米中首脳会談の直後に行われるという点で注目される。ロシア大統領府のペスコフ報道官は「プーチン大統領は訪中期間、米中間の相互作用について中国側と意見を交わす」とし「中国に到着すれば、直接的な情報を得られることを期待する」と述べた。
これに先立ちトランプ大統領は今月13~15日に中国を訪問して習主席と首脳会談を行い、関税などの貿易懸案や台湾、イラン戦争問題などについて議論した。双方は会談後、協力拡大への意志を強調したものの、核心的利益をめぐる立場の違いは依然として残っている。にもかかわらず、主要懸案をめぐり対立してきた米中の首脳が顔を合わせて融和ムードを演出したことで、ロシアが焦りを見せているという分析が出ている。
ロシアとしては最近の米中関係の変化に敏感に反応せざるを得ない。中国は過去4年間、ウクライナ戦争のため西側から強い経済制裁を受けてきたロシアの核心的な友邦としての役割をしてきた。中国は戦争初期からロシア産原油を大量に輸入し、デュアルユース(軍民両用)物資をロシアに販売することで、ロシアが西側による制裁の衝撃を緩和するのに力を貸してきた。
その結果、ロシアの対中経済依存度はさらに強まった。ニューヨークタイムズ(NYT)は「中国はロシアの輸入全体の3分の1以上を供給し、ロシアの輸出全体の4分の1以上を占める」とし「一方、ロシアが中国の貿易全体に占める割合は約4%準にすぎない」と伝えた。
中国が米国との関係改善に拍車をかける場合、国際社会におけるロシアの立場は非常に狭まる。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は欧州高官の話を引用し、「プーチン大統領の今回の訪中は、西側に対抗する軸としての中ロ関係を再確認する目的が大きいとみられる」と伝えた。
高市首相が訪韓する日、プーチン大統領が訪中…米中首脳の対面に焦りを感じるロシア(2)
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