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習氏の握手、9年前と違った…手が見せた「2人の皇帝」の心理戦(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

習近平中国国家主席(左)が14日、北京の人民大会堂で行われたドナルド・トランプ米国大統領(右)との歓迎行事で握手している。習主席の手が上に上がっていると、その後トランプ大統領は習主席の手を軽く叩くように下に下げる姿を見せた。ロイター=聯合ニュース

再び訪れた北京だったが、ドナルド・トランプ米国大統領が感じた空気は過去と違った。9年前に紫禁城を丸ごと空けてトランプ大統領を皇帝としてもてなした習近平中国国家主席は、14日には「トゥキディデスの罠」を持ち出し、自身を「G2(主要2カ国)」の皇帝として認めるよう迫った。

中国官営・新華社通信によると、習主席はこの日、北京の人民大会堂で開かれた首脳会談で「中米がいわゆるトゥキディデスの罠を飛び越え、大国関係の新しいパラダイムを作れるかどうかは、歴史と世界、人民の問いであり、両国の指導者が共に書くべき時代的回答」とし、「2026年を新しい大国関係の道標となる年にしよう」と強調した。


トゥキディデスの罠は、既存の覇権国と新興強大国が衝突の末に戦争へと突き進むという国際政治学の概念だ。過去にも自身が言及したこの概念をトランプ大統領の前で持ち出したのは、米中が対等な超大国であることを強調しようとする習主席の戦略的レトリック(修辞学)だ。実際に習主席は、両国の貿易葛藤を巡り「貿易戦争に勝者はいない」とし、「平等な交渉が唯一の正解だ」と強調した。


習主席の考えはトランプ大統領に対する儀典に表れている。前日、北京首都国際空港に降り立ったトランプ大統領を迎えたのは、2022年に中央政治局常務委員から外れ、事実上引退した韓正・副主席だった。9年前に空港に出向いたのは、楊潔篪外交担当国務委員だ。

この日トランプ大統領に会って握手を求めた習主席の手も、トランプ大統領より目に見えるほど高かった。9年前にトランプ大統領と目が合うと、顔色をうかがうようにそっとポケットに入れていた手を抜いた時とは違った。明と清の皇帝が五穀豊穣を祈願した天壇公園を訪れたのも、紫禁城を案内した時とは異なり「2人の皇帝」が並んで天に祈りを捧げる場面を演出する意図だと解釈できる。

習主席は米中葛藤の「レッドライン」も台湾問題だと断言した。台湾問題を「中米関係で最も重要な問題」と規定し、「(米国が)不適切に処理すれば両国関係が衝突したり、さらに破局へと突き進んだりして、中米関係全体を非常に危険な状況に追い込む可能性がある」と脅しをかけた。台湾海峡における米国の軍事介入の余地を事前に遮断するための威嚇だ。


習氏の握手、9年前と違った…手が見せた「2人の皇帝」の心理戦(2)

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