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イランの報復を恐れるUAE「ネタニヤフ訪問はなかった」と全面否定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、米国とイランの協議が決裂した先月12日(現地時間)、レバノン南部の地上戦の現場を視察している。イスラエルメディアはこの日、一斉に「イスラエル軍がイランとの戦争再開を準備している」と報じた。[聯合ニュース]

中東戦争の不安定な休戦が続き、湾岸諸国による対イランの動きが相次ぐなか、ベンヤミン・ネタニヤフ首相がアラブ首長国連邦(UAE)を訪問したとイスラエル側が発表した。しかし、UAE側はこれを全面否定し、距離を置く姿勢を見せている。それだけ中東情勢が複雑化していることを示している。

イスラエル首相府は13日(現地時間)、「『獅子の咆哮(米国・イスラエルの対イラン軍事作戦)』の期間中、ネタニヤフ首相が極秘にUAEを訪問し、モハメド・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン(MBZ)大統領と会談した」とし、「両国関係の歴史的突破口を築いた」と発表した。2020年にUAEとバーレーンがイスラエルと国交を正常化した「アブラハム合意」以降、両国首脳による初の公式対面会談だ。


当時現場にいたジブ・アグモン元イスラエル首相府報道官は、「MBZ大統領が自ら車を運転して飛行機の前まで迎えに来て、宮殿まで首相を案内した」とし、「国王級の待遇を受けた」と明らかにした。訪問日時は公開されていないが、ロイター通信は、会談が3月26日にオマーン国境に近い都市アル・アインで行われたと報じた。


注目されるのはUAE側の反応だ。UAE外務省は直ちに声明を出し、「イスラエルとのすべての関係は、アブラハム合意という透明な枠組みの中で公開された形で行われている」として、ネタニヤフ首相の「極秘訪問」を全面否定した。さらに「非公開訪問という主張は根拠のないデマだ」と強く警告した。

最近、サウジアラビア主導の石油輸出国機構(OPEC)から脱退するなど、米国・イスラエルへの接近姿勢を見せてきたUAEが、イスラエル側の発表を公然と否定したのは、複雑化した中東情勢と関係している。不安定な休戦が続く中、UAEやサウジアラビアなど湾岸諸国がイラン本土を攻撃したとの報道が相次いでおり、中東全体が戦争にさらに深く引き込まれる様相を見せているためだ。米国・イスラエルとの「緊密な関係」が強調されるほど、休戦が終われば、UAEがイランから強い報復を受ける可能性がある。UAEは2月末の戦争勃発以降、イランから最も多くの攻撃を受けた湾岸諸国だ。

イランも報復の可能性に直接言及した。アッバス・アラグチ外相は14日、「UAEはもはや疑いの余地なく、侵略に積極的に加担している」と強く非難した。

国内世論も問題だ。峨山(アサン)政策研究院のチャン・ジヒャン中東センター長は、「ガザ戦争問題がUAE国内政治の負担になっている」とし、「イスラエルがパレスチナ民間人にまで攻撃を広げ、あまりにも多くの死傷者を出したためだ」と述べた。UAE国民の反イスラエル感情が強まらざるを得ないとの分析だ。



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