空軍は13日、慶尚南道泗川(サチョン)の空軍基地でKF-21戦闘機の試験飛行と天弓防空部隊の模擬訓練を公開した。 [写真共同取材団]
報道陣はこの日、京畿道城南(ソンナム)のソウル空港から空軍のC-130H輸送機で泗川基地を往復した。C-130輸送機は本来、航空機や戦車の移動用に使用される。赤い網状のハンモック型座席に約40人の搭乗者が向き合って座る構造だった。輸送機に搭乗してシートベルトを着用すると、厚みのあるハッチが閉まった。離陸から50分で泗川基地に到着した。
この日、空軍と韓国航空宇宙産業(KAI)は国産超音速戦闘機の試験飛行場面と量産組立棟も公開した。
午後2時27分、第3訓練飛行団の滑走路の端には国産超音速戦闘機「KF-21」試作機と「KF-16」戦闘機が並んでいた。すぐに国産超音速戦闘機「KF-21ブロックII」の試験飛行と「KF-16」の飛行試演が同時に行われた。KF-21ブロックIIは量産に入ったブロックIと比べて空対地武装力を強化したのが特徴だ。
「クリア・フォー・テイクオフ(Clear for Take-off)」。
管制塔から離陸許可が出ると、KF-21戦闘機の双発エンジンはすぐに出力を上げた。心臓に響くエンジンの轟音とともに滑走路を疾走したKF-21は10秒ほどで空に向かった。続いてKF-16も単発エンジンの火炎を噴きながらKF-21の後に続いた。
4.5世代級の多目的戦闘機KF-21は今年3月25日に量産1号機が出庫され、最近「戦闘適合判定」を受けた。今年9月に空軍に引き渡される。空軍は今年生産される8機の初回生産分を受ける予定だ。来年、老朽化機種のF-5戦闘機が退役すれば、戦闘機の世代交代が本格的に進む見込みだ。
この日、空軍飛行団と橋を一つ挟んだ距離にあるKAIの量産組立棟では20機のKF-21が製造されていた。KF-21は機首、胴体、尾翼の3つのパーツをそれぞれ製造した後に結合する。結合部をA4用紙の4分の1の薄さという極めて小さな誤差で連結できるほど、精巧な技術を保有しているというのがKAIの説明だ。国産化率は65%以上で、KAIは「エンジンを除けばほぼ国産技術」と明らかにした。
KAIの金鍾出(キム・ジョンチュル)社長は「インドネシアへの輸出分をはじめKF-21の潜在的な輸出量は200機以上と見込んでいる」と述べた。KAIは今後、抗戦装備とステルス機能を強化したKF-21EJ、KF-21EXまで開発する構想だ。
KF-21の開発で韓国が世界8番目の超音速戦闘機開発国になったという点は大きな意味がある。しかし軍内外ではまだ最初の一歩を踏み出したばかりという見方もある。
米国のF-15機種のように半世紀にわたり性能を検証・改善してきた戦闘機と比べると、KF-21はまだ社会に一歩を踏み出したばかりの新米といえるからだ。実戦配備された後、実際の空軍の運用を経て性能改善と安定化が進められると予想される。
また、KF-21ブロックIは現在のところ空対空武装のみが国産化されている。北朝鮮の地上標的を排除するためには空対地能力が不可欠だが、これを補完したブロックIIは2029年から2032年までに実戦配備する計画だった。しかしこれも予算問題のため防衛事業庁は2036年までブロックIIの配備完了時期を遅らせてほしいと空軍に要請している状況だ。
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