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トランプ大統領の訪中時期にスロバキア・ハンガリー付近まで…ロシアがドローン800機でウクライナ打撃

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

13日(現地時間)、ウクライナ西部イワノフランキフスクで、消防隊員がロシアのドローン攻撃を受けた建物で消火活動をする場面を撮影したウクライナ消防当局の写真。 [ロイター=聯合ニュース]

「終戦は遠くない」という発言が米国とロシアから相次いで出ているが、ウクライナとロシアの間の緊張はむしろ高まる雰囲気だ。ロシアが13日(現地時間)、800機以上の無人機(ドローン)を動員してウクライナ全土を攻撃したからだ。比較的安全と考えられていたウクライナ西部までが被害を受け、隣接するスロバキアやハンガリーまでが緊張している。

ウクライナのゼレンスキー大統領はこの日、「真夜中にロシアは少なくとも800機のドローンを発射し、ウクライナ全土の14地域を攻撃した」とし「追加でまたドローンがウクライナ領空に進入し、一晩中攻撃が続いた」と明らかにした。また「ロシアはウクライナの鉄道インフラやその他の民間施設を意図的に攻撃した」とし「ロシアの大規模な攻撃の一つが、トランプ米大統領の訪中時期に行われたのは決して偶然とは言えない」と批判した。


◆14地域を攻撃、少なくとも14人死亡


AFP・ロイター通信やウクライナのキーウ・インディペンデントなどによると、ロシアによる8回以上のドローン攻撃で少なくとも14人が死亡、80人以上が負傷した。中部ドニプロペトローウシク州では居住地域が攻撃を受け、8人が死亡、11人が負傷した。北西部リウネ州でも3人が死亡、4人が負傷した。南部ザポリージャやヘルソン、東部ドネツクでもそれぞれ死者が発生した。

特に今回の攻撃は、ウクライナの最西端でスロバキアと接する国境都市ウジュホロドも対象になった。このためスロバキアとハンガリーでも緊迫した動きがみられた。スロバキア税関当局はこの日午後3時ごろ声明を出し「安全保障上の理由から、ウクライナ国境のすべての検問所を追加の公示がある時まで閉鎖する」と発表した。その後、午後5時にトラックの運行などを部分的に再開すると公示した。

先月行われた総選挙で16年ぶりに親ロのオルバン政権が崩壊したハンガリーでも、マジャル新首相がこの日、ロシア大使を呼び、ウジュホロドをはじめとするウクライナ西部への攻撃に抗議した。マジャル首相が抗議したのは、ウジュホロドなどウクライナ西部にはハンガリー系住民が居住しているからだ。ハンガリーのオルバン外相もフェイスブックに「ウクライナ西部のハンガリー系居住地域に対するロシアのドローン空襲を強く非難する」と投稿した。

◆安全保障ない終戦も…心配多いウクライナ

今回の攻撃は、米国とロシアから終戦に関する声が相次いで出た直後にあった。トランプ大統領はこの日、北京に向けて出発する前、取材陣に対し「ウクライナ戦争の終わりがかなり近づいたと考える」と述べた。ロシアのプーチン大統領も9日の戦勝記念日の記者会見で「戦争は最終段階に入った」と話していた。

しかし戦況は依然として続いている。ロシアとウクライナは米国の仲介で今月9~11日に3日間の短期停戦をしたが、この期間中にも交戦は続き、この日のロシア側の大規模なドローン攻撃で状況はさらに悪化した。

さらにウクライナではイランとの終戦交渉が難航するトランプ大統領がプーチン大統領と急接近し、ロシアの望みに合わせてウクライナの安全保障が抜けた終戦案を推進するかもしれないという見方が出ている。その場合、ロシアが再侵攻した際に防ぐのが難しくなるというのが、ウクライナ側の懸念だ。ゼレンスキー大統領は11日、「ロシアに戦争を終わらせる意思はない。我々は不幸にも新たな攻撃に備えている」と述べた。



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