安圭佰(アン・ギュベク)国防部長官(右)が11日(現地時間)、米ワシントンDCのペンタゴンで行われた韓米国防長官会談で冒頭発言をしている。 [ニュース1]
その一方で、会談の前面には米国の対イラン軍事作戦への参加要求が位置した。ヘグセス米国防長官が韓国船舶被弾事件に言及しながら「パートナーが肩を並べることを期待する」と述べたのは、単なる修辞を超えた圧力だ。特に、戦作権の移管時期をめぐり両国に隔たりがある状況で、この問題が原則的なレベルで言及された点は尋常でない。
外交現場における「韓国疎外」の兆しも感知されている。ベッセント米財務長官は昨日、日本で高市早苗首相や財務相、経済産業相と相次いで会談して為替協力を約束し、エネルギーと鉱物資源のサプライチェーン問題を議論した。今日ソウルでは中国の何立峰副首相と会談する。李在明(イ・ジェミョン)大統領を表敬訪問する予定というが、訪韓した米国の経済トップが具潤哲(ク・ユンチョル)経済副首相など韓国側のパートナーと別途の会談を行わないのは極めて異例だ。これは外交的非礼を越え、韓国の戦略的価値が後回しにされている傍証としても解釈可能だ。あす行われる米中首脳会談で韓国側の立場が反映されないまま北核問題が適当に妥協されたり、米国と北朝鮮が電撃的に接触する事態が生じたりしないか懸念されるほどだ。
現在の韓米同盟の亀裂は決して正常なものではない。初期に正さなければ、不確実な国際情勢の中で我々が支払う代償はさらに増えるだろう。政府の冷静な状況認識と実質的な外交能力発揮が強く求められる。
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